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中国の検索最大手Baidu、Q2の売上は60%の8.59億ドル。依然検索が中心。モバイル・クラウド進出も

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検索は中国で非常に大きくなり、最大手のBaiduがその恩恵を受け続けている。同社は第2四半期に、54.56億元(8.588億ドル)を売り上げた。前年同期比59.8%増だった。会長兼CEOのRobin Liは声明の中で、Bauduは「勢いを維持」し、新しい技術、新しい才能、さらにはモバイルおよびクラウドサービスに特化した製品の拡大に投資して前進していくと語った。しかしこれらは長期戦略だ。あらゆる意味で現在のBaiduの収益はオンライン広告をはじめとするオンライン事業からなっている。同社は検索市場の80%を支配しており、それに関連する広告売上は54.52億人民元(8.581億ドル)に上ると同社は語った。

経常利益は51.5%増の28.15億元(4.431億ドル)、純利益も好調で69.6%増、27.7億元(4.360億ドル)だった。希薄後1株当たり利益(EPS)は7.86元(1.24ドル)。EPS、売上ともにアナリスト予測を優に上回った。

この数カ月間、Baiduはモバイルに積極的に進出する準備を行っている。同社はAndroid派生バージョンによる独自デバイスの発売開始に取り組んでいるだけでなく、Appleなど他社の主要検索エンジンになるべく提携を進めている。Baiduはサービス・ジョイントベンチャーにも参入している。NTT Docomoは今月、Baiduと共に2250万ドルを中国拠点のジョイントベンチャーに投資して、ゲームその他のモバイルコンテンツ開発に取り組むと発表した。最初のサービスは今年8月に登場する予定。

他の注目点:

オンライン広告では、Baiduは35万2000のアクティブなオンラインマーケティング顧客を持ち、前年比18%増、前四半期からも10%近く伸びたと言っている。顧客ベースの伸びが売上の伸びよりも遅いという事実は、中国のオンライン以上が未だ成熟過程にあり、企業は消費者にアピールするために検索広告などに多額の費用を使っていることを意味している。事実、顧客一人当たりの売上は34.8%増の1万5500元(2240ドル)だった。

— 研究開発投資は上昇している。昨年から82.7%増の4550万元(8590万ドル)となり、Baiduによると主に人件費だ。

— 現金保有状態。同社の現金持ち高も依然改善を続けている。これはBaiduに関して注目しておくべき項目の一つであり、同社のモバイル・クラウド戦略をさらに助けるべく、さらに買収を行うことが十分考えられる。現在同社の現金、現金同等物、および短期投資の合計は182.57億元(28.74億ドル)である。

— Q3の展望。さらに上昇を続けるが、今期ほどではない。Baiduは、売上62.45億元(9.830億ドル)から64.10億元(同10.09億ドル)、前年同期比49.6%から53.5%増、と予測している。

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(翻訳:Nob Takahashi)