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ブラウザ内で「ソーシャル」に利用できる開発環境を提供するKoding、徐々に一般公開開始中

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koding logoブラウザベースでプログラム開発および共同作業環境を提供しようとするKodingが、ついにプライベートベータ段階を抜け出すこととなった。

まだ大々的に「一般公開」したわけではないのだが、言わば口伝え方式のような形で、徐々に門戸を開き始めている。最終的にはもちろん完全なオープン性を目指しているわけだが、サイトが過負荷になってしまったりすることを防ごうと考えているわけだ。現在はそれぞれのメンバーが3人ずつを招待できるようにしており、招待を通じて徐々にメンバーが拡大しつつある(TechCrunch用の招待コードも発行してもらった。記事中で登録方法を示すことにする)。

Kodingの狙いは開発プロセスを容易かつソーシャルにすることだ。プロジェクトはブラウザ内で構築し、無料で利用できる開発サーバでJava、NodeJS、Perl、Python、Ruby、C、C++、Goなどを利用することができるようになっている。開発したコードは利用者間で共有することができ、また質問を投げかけたり、パブリックないしプライベートなプロジェクトで共同作業をすることもできる。その意味でKodingは自らをFacebookやYammerのような側面もあると定義している。

開発者からの興味も大いに集めているようだ。共同ファウンダー兼CEOのDevrim Yasarによると、インビテーションに登録した人に招待を送ると、70%の人が利用者登録を行ったのだそうだ(こうした場合、平均では10%程度の登録率なのだそうだ)。プライベートベータの段階で10,000人の開発者が利用者登録を行った。

koding activity

サービスを公開ベータにするにあたり、Yasarはブログ記事も投稿しており、その中で「3年間注力してきたプロダクトと、そこから始まる次のステップ」について述べている。

本サービスには、これまでと異なる考え方をしなければ慣れることのできない部分がいくつもあることでしょう。最初は不便に感じるかもしれません。そう感じさせてしまうのは、本サービスがプログラムを書くことのみを目的にしていないことも理由のひとつだと思います。将来のチームや企業がどうあるべきなのかということにも意識をおいたサービスなのです。開発内容についても、内容を隠すのではなく、なるべく公開するようにしようというスタイルをとっています。ネットワークに繋がっているデバイスで情報を共有すれば、あらゆる場所がオフィスとなります。そうなれば開発チームもより柔軟に構築できるようになるわけです。あるときは100人以上で作業を行い、必要な作業完了時に直ちに少人数体制に戻すことができます。より広い範囲から人材を集め、またあったことのない人同士がコアな関係でつながっていくということもあるわけです。

KodingはこれまでにRTP VenturesおよびGreycroftからシリーズAにて200万ドルを調達している。サービスの基本部分は無料であり、これからも無料で使うことができるとしている。追加の機能やサービスを提供することでマネタイズを行なっていこうという考えだ。

さて、TechCrunch読者に招待コードがあると書いた。Kodingのホームページで「Register」のボタンをクリックし、招待コードには「techcrunch」と入力して欲しい。

Koding and Timedude! from Kodingen on Vimeo.

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(翻訳:Maeda, H)