Foursquare、ついに収益化に繋がるサービスを提供開始。その名は「Promoted Update」

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foursquare_logoFoursquareが、利用者側にも商業施設運営者側に対しても新たな「エクスペリエンス」を提供する機能をリリースした。これはFoursquareが如何にして利益をあげていくのかにずっと注目してきた人びとに対しても、ひとつの回答となるものだ。

アナウンスされたのは「Promoted Updates」と名付けられた機能だ。施設側(企業側)から割引や取扱製品情報などを、利用者に対してプロモートすることができる。

メッセージは大きく分けると2種類となる。たとえばGapなどが「新しいヨガパンツが入荷しました」などというのはPromoted Updateと呼ばれる。またWalgreensが「Foursquare利用者の方はシャンプー10セント引き」などと伝えるのはPromoted Specialと呼ばれる。

FoursquareでChief Revenue Officerの肩書きを持つSteven Rosenblattによれば、Foursquareとしての狙いは、利用者が真に便利だと感じる情報を提供することなのだと言う。以前発表したLocal Updatesと同様に、利用者の現在の居場所および興味にぴったり合う、つまりは完全にターゲットを絞り込んだメッセージを送るような仕組みになっている。「私たち自身、店舗の近くにいる場合のみにメッセージを受け取るという仕組みにしたことで、本当に便利に使ってもらえるだろうと考えているのです」と、Rosenblattはインタビューに応えて述べている。「どれだけ多くのメッセージが流れていようとも、現在地ないし興味の対象が合っていなければメッセージは表示されないのです。ここがこのサービスのポイントだと考えています」とのことだ。

現在のところ、このPromoted UpdateはFoursquareのパイロットプログラムに参加した20社程度の企業のみが利用できるようになっている。大企業で参加しているのはGap、Best Buy、Hilton、およびWalgreensなどだ。また比較的小規模の企業ながら参加しているのはButter LaneやWichcraftなどだ。プログラムに参加している企業はFoursquareに対して「Cost per Action」(アクション毎課金)の形で料金を支払うのだそうだ。メッセージのビュー数ないしインプレッション数は料金とは無関係になっているそうだ。

Foursquareがついに収益化に向けて動き出したという意味でも、これは非常に大きなニュースだと言える。いつからPromoted Updateが一般公開されるのかについて、Rosenblattは明言しなかった。「パイロットプログラムから得られるフィードバックや、新たに提供することになるエクスペリエンスの質によって判断することになると思います。この面ではぜひとも成功をおさめたいと考えているのですよ」とのこと。「サービスは段階的に進化していくことになります。何度かの進化を経て、いよいよ大丈夫だということになれば、一般に向けても公開しようと考えています」。

まさに端緒についたばかりのサービスであるわけだ。Promoted Updateがどのように広がっていくのかは非常に興味深い。Promoted Updateが一般利用者のストリームの中でどのように表示されるのかを以下の画像で示しておいた(クリックで拡大)。

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(翻訳:Maeda, H)