Twitter、登録者数は5億超の見込みながらアクティブ利用者は1億7千万程度?! ツイートの75%はTwitter製クライアント発

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Escher Tweet先日の記事にも掲載したが、パリのアナリスト・グループであるSemiocastが、Twitterの登録利用者数が5億人を超えているという調査報告をリリースした。当該レポートでは国別の利用状況についてのデータも掲載されていた。この度、レポートの付加情報として、アクティブ利用者の動向についてのデータを見ることができた。

SemiocastのファウンダーであるPaul Guyot曰く、アクティブ利用者率は平均するとTwitter利用者の3分の1未満、すなわち27%程度なのだそうだ。すなわち、登録利用者数が5億人以上であっても、アクティブ利用者は1億7000万人程度なのだということになる。実際のところはその数字も若干下回っているだろうとのこと。

リリースされたレポートのデータは、今年前半から収集してきたもの。そのうち1月のデータによると、アクティブ率がもっとも高い国はオランダであるとのことだった。アクティブ率は33%で、それを30%の日本が追っている状況だった。下に表も掲載しておいたが、Twitterマーケットが広がりつつあるところなのかあるいは成熟しているのかと、アクティブ率の間には明確な関連性はないようだ。

ちなみに、本レポートにおける「アクティブ」とは3ヶ月以内に何らかの「行動」を起こしたアカウントの数なのだそうだ。「行動」にはアバターの変更、新しい人のフォロー、ないしツイートなどが含まれるのだとのこと。「私たちの言うアクティブ数は、月間ログイン数に近い数値になっているのではないかと思います」とGuyotは述べている。利用者に対する広告などでマネタイズを行おうと考えているTwitterにとっても、気になる数値であることは間違いない。ただし、ログイン数はより多いものの、他の人のツイートを読むという形で行動していて、今回のレポートに「アクティブ利用者」としてカウントされなかったアカウントが相当数あるのではないかという議論もあり得る。

ところでGuyot曰く、「5億アカウント」の中にスパムボットは含まれていないのだそうだ。「Twitterはスパムアカウントの排除に相当な努力をしているようです。私たちの統計からもそうしたスパムアカウントを除いてあります」と述べている。

どういったアプリケーションからTwitterを利用しているのかについても統計がある。GuyotによるとTweetDeckを含むTwitterのオリジナルプラットフォームがもっとも多く利用されているのだそうだ。全ツイートの75.4%がこの環境から発信されているのだそうだ。これにはTwitterによる、特定サードパーティでのAPI利用制限などの影響もあるのだろう。Twitterの独自プラットフォームの割合は今後また増えていくのではないかと思われる。

細かく見て一番多く利用されているのは、Twitterのデスクトップ用サイトなのだそうだ。全世界におけるアクティビティの27.6%が、デスクトップ用Twitterサイトから行われているらしい。

但し、モバイルクライアントを全て合計すると(iPadも含む)、こちらが第一位の地位にのぼる。全ツイートの61%がモバイル発のものなのだとのこと。このうち74%がTwitter自身によるモバイルアプリケーションおよびモバイルサイトからのものとなっている。

iOSおよびAndroid以外の環境ではサードパーティー製のクライアントもまだまだ健在であるようだ。Twitter製以外でもっとも人気のあるTwitterクライアントはUbersocial for BlackBerryで、利用率は3.0%となっている。サードパーティー製で続くのはEchofonで2.1%となっている。英語以外の環境でTwitterを利用しやすく工夫しているクライアントも多く利用されているらしい。「国ごとに使い方に大きな差があるようです。多くの日本語用クライアントが、全クライアント中のベスト50に姿を表しています」とのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)