ゲーム専用機の400億ドル市場をこれからはブラウザがいただく–HTML5ゲームのArtilleryが$2.5Mを調達

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このところずっと、人気先行の挑戦課題だったHTML5によるゲームの開発と実装は、これまでにも多くのスタートアップが出たり入ったりを繰り返していたが、FlashやネイティブのiOSやAndroidに比べるとまだ安定した世界ではない。しかしそれでも、これからは本当にクロスプラットホームな開発ができる、という魅力に惹かれる起業家たちが後を絶たない。

そして今日(米国時間8/3)は、昔FacebookやGoogleにいた技術者たちが寄り集まって、この魅力と課題に挑戦するスタートアップArtilleryを立ち上げた。彼らを支える投資家たちの顔ぶれがすごい: First Round Capital、Playdomの協同ファウンダRick ThompsonのSignia Ventures、Chris SaccaのLowercase Capital、General Catalyst、Andreessen Horowitz、長年GoogleにいたBen Ling、GreylockのAli Rosenthal、Bubba Murarka、Tim Ferriss、Crunchfund(Michael Arrington)、そしてKevin Colleran(Facebookの最初の10人の社員の一人)。

“われわれの目標は、ブラウザ上に本物のゲームはありえない、というこれまでの通説の破壊だ”、と語るCEOのAnkur Pansariも、Facebookの初期の技術者だ。

Pansariによると、これからはスマートTVにブラウザが搭載され、またスマートフォンやタブレットやPCや巨大画面の製品などなどがすべて、本格的にHTML5によるゲームをサポートするようになる。

“ゲーム専用機の400億ドルの市場がそっくりそのままWebに移行してくる。われわれはそう感じている”、と彼は言う。

最初に手がけるのはリアルタイムの同期ゲームだが、今後はサードパーティのデベロッパとの協働も視野に入れる。チームは現在3人だが、増員が必要だ。彼らは、彼らが今取り組んでいる“6つの不可能な問題”を説明してくれた。その一つは、“精度の高い、リソースを大量消費するゲームを、JavaScriptだけで完璧に動かすこと”だ。

Pansariによると、MoblyngのようなHTML5ゲーム企業がうまく行かない(今年初めに倒産)のは、タイミングの問題もある。しかし、多くの企業がモバイル偏重でありすぎる。HTML5によるゲームは、現状では、デスクトップやラップトップのブラウザのほうがより生きる。Artilleryと競合するGame Closureも、最近Highland Capital PartnersやGreylock Partners、Benchmark Capital、General Catalyst Partnersなどから1200万ドルを調達している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))