オリンピックのチケットサイトをスクレイプしてTwitterに流すサービスが急増中
公式オリンピック観戦チケットサイトをアクセスして、チケットの入手可能時期を知らせていた、非公式オリンピックチケット通知Twitterフィードがブロックされた。しかし、他にも出現し始めている。
Adam NaisbittはTwitter上に@2012ticketalertを作り、オリンピック公式チケットサイトに個別リンクを張り、チケットが入手可能になったことがわかるようにした。同サービスは今週1万1000人のフォロワーを獲得した。ロンドン2012の広報担当者は、公式チケット業者がこのフィードをブロックしたと言っている。
しかし、新しいサイトも同じことをしているようだ。テクノロジー系スタートアップ、Squadifyのファウンダー、Andrew Daveyが、ここ数日の間に@SqadTicketWatchを立ち上げた。
「われわれは2日で作り上げた」と彼らは言う。「実際本当に簡単だった。ウェブスクレーパーに、ちょっと手を加えて重複を避け、Twitterにスパムを流さないようにしただけだった。チケットは5分毎にチェックしている」
彼は2012tecketalertがブロックされたのを見て、自分のサービスをブロックするためには「全トラフィックを調べる必要があるからもっと困難だろう。Naisbittの場合、正確にX分間隔でチェックしていたのが問題だったのだと思う。つまり、5分間隔だけで他にバリエーションがなたった。そのやり方だと、誰かがサイトをスクレーピングしていることを検知しやすい」と言った。
空席スキャンダルが発覚して以来、人々がオリンピックのチケットを切望する今、他にも企てるものが出てくることは間違いないだろう。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)