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Knowledge Graph

Googleのセマンティック検索、Knowledge Graphが明日全世界に拡大―検索ボックスの自動補完にも利用(当面英語のみ)

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Googleは先ほど、5月にリリースしたKnowledge Graphに対する2つのアップデートを発表した。

Knowledge Graphはそのテーマについての主要な情報のダイジェスト版で、現在アメリカの検索ユーザーに対して一般の結果の右側に表示されている。ここに表示されるのは、著名な人物ならその経歴、ミュージシャンならコンサート情報、映画ならキャスト一覧など、関連ある事実だ。また「あいまいさ回避」の役割も果たす。Rioという入力に対して映画、カジノ、リオデジャネイロ市などを表示してユーザーが意図した対象を選択できるようにする。

エンジニアリング担当上級副社長のAmit Singhalは「Knowledge Graphのローンチ以来、Googleはユーザーが望む検索結果をより素早く提供できるようになった。検索結果が返るのが速ければユーザーはそれだけ多く検索してくれる」と述べた。

検索量が売上に直結するGoogleとしては当然この機能の強化に努めている。プロダクトの技術責任者、 Shashi Thakurによれば、明日からKnowledge Graphは全世界のユーザーが使用できるようになるという(ただし英語に限る)。Thakurは「Knowledge Graphのシステムはユーザーの所在地域に応じて異なる結果を出せるように改良された。たとえば、アメリカで“chiefs”について検索するとKnowledge Graphはプロフットボールのカンサスシティー・チーフスの情報を候補として返す。オーストラリアでは同じ検索に対してラグビー・チームのチーフスが表示される」と述べた。Thakurはさらに「Knowledge Graphの結果はユーザーが検索語句を入力する際の自動補完にも用いられる。つまり、“rio”と入力すると前に説明したように Rio the film、Rio the casino、Rio de Janiero the cityなどの候補が自動補完ドロップボックスに表示sされる」と説明する。

またKnowledge Graphにカルーセル〔回転木馬〕式のインタフェースも用意されている。スライドショー方式で水平に回転表示される方式で候補の選択が容易になっている。たとえば、ある特定の遊園地を検索するとKnowledgeGraphはその遊園地の乗り物の写真をカルーセル方式で一覧表示する。

Knowledge Graphのアップデートはサンフランシスコで開催されたGoogleのプレスイベントで発表された。このイベントでは他に検索対象にユーザーのGmailを含める実験iPadの音声検索のサポートも発表された。Google Blogの公式ブログにさらに詳しい情報がある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+