全世界のブロードバンドの速度は25%アップ, 依然として韓国トップ, 合衆国は12位だが29%増6.7 Mbps

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akamai state of the internet earth

Akamaiが発表した2012Q1の報告書State of the Internetによると、ブロードバンド接続のスピードは全世界的に着実に上がっており、現在の平均速度は2.6Mbps、前年同期の2.3Mbpsから25%の増、大きな落ち込みを見た前期2011Q4に対しては14%の増となった。トップは依然として韓国、その平均接続速度は15.7Mbpsである。合衆国はトップテンに入らず12位だが、スピードはアップして6.7Mbps、これは前年同期比29%、前期比17%の増である。

ブロードバンドが良くなると攻撃も高度になる。Akamaiの報告書によると攻撃トラフィックは増加傾向にあり、とくにアジア太平洋地域に多く、全攻撃トラフィックの42%を占める。同地域(そして全世界)最上位の中国は、この国だけで全攻撃トラフィックの起源の16%を占めている。また攻撃トラフィックが集中している上位10のポートが全攻撃の77%を占める(前期では62%)。

アジア太平洋に次いではヨーロッパが全攻撃トラフィックの35%を占め、南北アメリカは21%、アフリカは1.5%に満たない。しかし国別では、合衆国は中国の16%に次いで二位の11%である。

そのほかの注目すべき数字s:

インターネットの成長続く: 2012Q1においてAkamai Intelligent Platformに接続したユニークなIPアドレスは、238か国6億6600万にのぼり、前年同期比14%、前期比6%の増であった。増加率が大きいのは、大国よりも小国である。IPv6のグローバルな利用に伴い、上位10か国の接続占有率は66%、これは前期比1%の減である。中国、ブラジル、イタリア、ロシアの4か国は、いずれも接続数が前年同期比で20%増加した。

ブロードバンドに格差: ブロードバンドの高速化が進展しており、インターネット利用の進歩拡大に寄与している。10Mbps以上のスピードを享受している者は全接続の10%、前期比では19%増加している。世界のブロードバンドのリーダー的な存在である韓国は、高速ブロードバンドの普及率が53%、日本37%、香港28%、ラトビア26%、オランダ24%となっている。前年比でスピードが上がった国は125か国、下がった国はわずか10か国である。Googleの実験プロジェクトGoogle Fiberに世界中が注目するのも、その超高速が“いずれ我が身”と誰にも思えるからだ。

モバイルブロードバンド: モバイルのブロードバンドではドイツがトップで6Mbps。1Mbps以上を提供しているキャリアは全世界で65社である。500kbps以下はわずか3社だからモバイルブロードバンドの普及には固定のブロードバンドの場合のような格差があまりない。ある意味、全世界一斉的である。なお報告書では、上位や下位の事業者名を明記していない。

下のグラフを見ると、2007年からの5年間で、音声に比べてデータの伸びが著しいことが分かる:

ポート別攻撃トラフィックはConficker Wormの復活を示している: Port 445は、Microsoft-DS用に使われている。このポートは全攻撃トラフィックの42%という異様な高率を占め、前期比25%の増である。このPort 445は、Confickerワームの標的になっている。

攻撃トラフィックの全体的な増加は、Port 445に対する攻撃の大幅な増加が大半の原因である。全体としては、ここ数四半期は攻撃が減少傾向にあった。そしてPort 445はConfickerにやられている。攻撃トラフィックを生成している上位10か国のうちの7か国において、このポートがもっとも多く攻撃を受けたポートである。Webアプリケーションが使用するPort 80は、攻撃がグローバルで3%減少している(下図)。ただし合衆国とドイツとブラジルでは、このポート(80)が二番目に多く攻撃されているターゲットだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))