Google、Safariのプライバシー設定回避問題でFTCと和解。制裁金2250万ドル支払いに合意

次の記事

大学の学位授与数はオンライン大学が従来の大学を上回る

本日(米国時間8/9)Googleは、消費者にターゲット広告を配信するためにSafariのプライバシー設定を回避したとする米国取引委員会(FTC)の告発に関して、制裁金2250万ドルを支払う裁定に同意した。FTCの指摘によると、「Googleは以前Safariユーザーに対して、トラッキングから自動的にオプトアウトさせると伝えていたにも関わらず、Mac、iPhoneおよびiPadで使われているSafariブラウザーのデフォルト設定にしたがってコンピューター上にクッキーを書き込んでいた」。これはFTCによると、以前GoogleとFTCの間で交わしたプライバシー規制合意に対する明確な違反である。

FTCの告発は、GoogleがSafariの抜け穴を不当に利用し、デフォルトでサードパーティーのクッキーをブロックしている場合でさえも、ユーザーのパソコンにクッキーを書き込んでいた事実に注目していた。 WSJが今年報じたように、Safariはクッキーに関して、例えばユーザーが以前フォーム入力した場合などを例外扱いしている。広告トラッキング用クッキーを書き込むために、GoogleはSafariを騙してユーザーがGoogleにフォームを送信したと信じ込ませ、Googleが一時トラッキングクッキーを設置することを許可させていた。

今日の罰金の存在が最初に報じられたのは先週だったが、今日まで正式発表されていなかった。これは和解であるため、今日の「同意審決は和解目的に限定され、被告が違法行為を認めたとことを意味しない」という認識は重要である。

法の詳細はともかく、FTCは明らかにこの和解を成功と考えている。「本件における記録的な制裁金は、FTCプライバシー規制の対象となる全企業に対する明確なメッセージである」とFTCのJon Leibowitz委員長が語った。「規模の大小に関わらず、あらゆる企業はFTCの規制を遵守し、消費者とのプライバシーに関する約束を守る必要があり、さもなければ規制を守る場合の何倍もの金額を支払うことになる」。しかし、前四半期の経常利益が30億ドルを超すGoogleにとって、2250万ドルの支払いが問題にならないことは容易に理解できる。

Googleの回答

本誌はGoogleに、今日の発表に関する声明を依頼した。これが回答だ。

当社は、当社ユーザーのプライバシーおよびセキュリティーに関して高い標準を設定している。FTCはわれわれの同意判決の2年以上前、Appleがそのクッキー取り扱いポリシーを変更する1年前に公開された2009ヘルプセンターページに注目している。現在当社は当該ページを削除済みであり、広告クッキーを削除するための段階を踏んでいる。このクックーはApple製ブラウザーから一切個人情報を収集していない。

Googleは2014年2月15日までに、今日の裁定に関わるクッキーをすべて無効化する必要がある。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)