大学の学位授与数はオンライン大学が従来の大学を上回る

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大学の学位は、オンラインの大学で得られた数が、従来の大学で得られた数を上回るようになった。USA Todayが紹介している教育省の最新データによると、オンライン教育の大手University of Phoenixが授与した教育学の学位の数(5976)は、従来の大学のトップであるArizona State University(2075)の倍以上である*。〔*: 2011年の数字、フェニックス大学の学位授与数はオンライン部門のみ、アリゾナ州立大学はオンライン部門のない大学の中ではトップ。詳しくはUSA Todayの記事中にある表を。〕

University of VirginiaのCurry School of Education(Curry教育学高等大学院)のRobert Piantaは、“あらゆる産業がオンライン化の方向にあるのだから、これは意外なことではない”、と言っている。“むしろ私が気になるのは、それが私大の金儲け主義の結果にすぎないのか、それともそこには、本当に教育革命と呼ぶに値するものがあるのか、だ”。

アリゾナ州立大学の数字はほとんど学士号だが、オンライン大学のトップ4校のうち3つは私立大学で、もっと高い学位を与えている。高い学位が、就職や昇進に有利になりつつあるからだ。しかし高学位やその授与数は、教育の質を表していない。上院議員Tom Harkinのオフィスが配布した痛烈な報告書によれば、大学入学者のわずか10%がオンライン大学の入学者であるにすぎないが、学生ローンが債務不履行となる者の約50%がオンライン大学の学生である。

しかし、オフラインの大学で得た学位とオンラインで得た学位を比較する妥当な方法はない。学校と労働組合は既存の教師たちの質を計る方法をめぐって激しく議論しているが、それもやはり、学習を定量化する方法がないからだ。UC Davis(カリフォルニア大学デイヴィス校)の教育学部副学部長Paul Heckmanは、“子どもの教育や学習はとても長い期間に亘って行われていく。それなのにわれわれは、子どもの成長を学校における各学年というスパンで見ようとする”、と言っている。“それが問題だ。子どもは9か月単位で伸びるものではない。教育や学習は、妊娠とは違う”。

オンライン教育は、その利便性が最大の魅力だ。フェニックス大学教育学部学部長Meredith Curleyによると、学生の平均年齢は33歳で、家庭を持ってから再入学する者も多い。たとえば学校の先生が、オンライン大学の卒業生であることと、ふつうの大学の卒業生であることで、何か違いや差があるだろうか?

[画像クレジット: Flickr, CollegeDegrees360]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))