どんなアプリからでもパノラマ写真を撮れるAPIをDMD Panoramaが提供

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dmd panorama

写真系のスタートアップが自分の技術を謙遜することはあまりないが、DMD Panoramaの協同ファウンダでCEOのElie-Gregoire Khouryがぼくに向かって言うには、パノラマ写真なんて“そのうち日常的なありふれたものになるさ”だと。そうなったら写真ビジネスから手を引くという意味ではなくて、KhouryはパノラマがさまざまなWebサイトやアプリケーションの標準の機能になってほしい、今まさに写真がそうであるように、と言っているのだ。

そしてKhouryの運がよければ、それはDMDのAPIの普及によって起きるのだ。

2011年にiPhone上でロンチして以来、DMD Panoramaは450万回ダウンロードされた、とKhouryは言う。彼はパノラマ写真を撮るためのもっとも速くてもっとも容易な方法を作りだしたかった。そしてそれには成功しているだろう。たとえばこのWall Street Journalの記事は、彼のアプリを“iPhone上のいちばん使いやすいパノラマ写真アプリ”と紹介している。

ぼくも、自分で使ってみて感心した。パノラマ写真を撮るためには、カメラを起動して携帯電話を横に動かすだけだ。すると画面に陰陽学の記号のようなものが出る。ふつうに写真を撮ることに比べると、やや複雑で時間もかかる。あくまでも‘やや’だが。

DMD Panoramaを作ったのはレバノンの5人のチームだ。Khouryによると、この国のインフラストラクチャはデベロッパレースのちょっとしたハードルになる。まず電気は1日に6時間しか使えない。会社などのインターネット接続は各月のダウンロード上限が2ギガバイトだ。でも彼の会社はヒット作品を創るのに成功し、初期のGoogle社員のGeorges HarikBerytech Fundからエンジェル資金を調達した。

今度Khouryが望むのはアプリのデベロッパたちがDMDの無料のAPIを使ってくれることだ。Khouryの究極の望みは、写真を撮る機能のあるどんなアプリにもDMDのAPIによりパノラマ写真機能があることだ…パノラマ写真に意味のあるアプリなら。Khouryが挙げる例は、たとえば葉書アプリ、あるいはAirbnbのような家や部屋の一時貸し借りアプリも、家をパノラマ写真で見せられたらすてきだろう。

APIを使うためにはDMD Panoramaがインストールされている必要がある。でも実際に各アプリの中でパノラマ写真を撮るときには、別のアプリの機能を使っていることは意識しない。自分が使っているアプリの“panorama”ボタンを押すだけだ。ただしそのとき、まだDMD Panoramaをインストールしてなければ、案内プロンプトが出る。パノラマ写真をDMDが撮ったら、ユーザはまた元のアプリに戻る。

今APIは、一般公開の前にパートナーたちにテストしてもらっている。テストに参加したいデベロッパは、(アットマーク)DerManDar(ドット)comへメールを。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))