blind
accessible technology

視覚障害者用キーボードアプリBlindType(Googleが買収)の後継FleksyがiOSでデビュー, 健常者も使える

次の記事

統計学/統計用語を知らない人でもデータ分析+視覚化+概要説明ができるStatwing

fleksy

FleksyはiOS用のキーボードアプリの新顔だが、元々それは視覚障害者用に作られたもので、作者はSyntelliaの協同ファウンダIoannis VerdelisKostas Eleftheriouだ。ご存じと思うがKostasは、前に概念実証のためのアプリBlindTypeを作り、やはり視覚障害者の市場をターゲットにしていたが、のちにGoogleに売ってしまった。Fleksyはいわば、そのBlindTypeの後継製品だが、もはや単なるアイデアではなく、技術としてもプロダクトとしても完成度が高い。

将来的には上位のモバイルプラットホームすべて…Android、iOS、Windows Phone…に対応する予定だが、iOSからスタートしたのは、使ってみてくれる人が多い、と判断したからだ。

KostasはiSteamという人気iOSアプリを作ったこともあり、BlindTypeでは従兄弟のPanos Petropoulosと協働した。それはタッチスクリーン用のアプリだが、タイプしていく過程でエラーを修正してくれる機能を持っていた…ミスタイプをしたときに、助かるのだ。ただしFleksyは、知財的にも使っているコードとしてもBlindTypeとは無関係で、まったく新しいコンセプトがベースになっている。

“社内的に完全にゼロから作った”、とIoannisは言う。“目的はBlindTypeと同じで、どのキーボードアプリもそうだが、タイピングを楽にすることだ。でもFleksyのようなアプリは、過去にまったくなかったと思う”。〔訳注: この記事だけではどんなアプリか全然分からないので、ビデオは必視!〕

IoannisとKostasは大学時代のご学友で、Ioannisはロンドンで経営コンサルタントをしていた。でもKostas同様、彼も携帯上のタッチタイピングの改良に関心があった。“これはとっても重要な技術だと思うんだ。テキストをはやく楽に入力できるようになると、モバイル製品がコンテンツ制作ツールになるからね”、と彼は言う。“というより、タブレットがラップトップを駆逐しないのは、キーボードへのニーズが大きいからだよ”。

最初は視覚障害者のために作ったFleksyだが、実際にいろんな人に見せたところ、視覚の健常な人もFleksyの市場だ、と思うようになった。でもAppleのモバイルプラットホームではAndroidみたいに簡単にキーボードを換えられないから、iOSの場合は本当に目の不自由な人しか使わないのではないか。彼らの‘市場観’はおもしろいことはおもしろいが。

実際に使ってみると、これはかなり練習が必要だ。Swypeなんかよりは、難しい。まあ、私が不器用なだけかもしれないけど。下のビデオを見ると、私が試したときよりもずっと速いわね。〔ビデオ中の試用者は生まれたときから全盲の人。〕

今彼らは自己資金のみだが、今月、資金調達を行う。

FleksyはiTunesから無料でダウンロードできる

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))