Appleは史上最大の価値ある企業ではなかった–調整後にはIBMが1.3兆ドルでトップ

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Appleは必ずしも、歴史上もっとも価値の大きい企業ではない。Microsoftでもない…同社は今日(米国時間8/20)、Appleに抜かれてしまったが。

長〜い時間軸で見ると、それはIBMだ。

Appleの時価総額6210億ドルは、貨幣価値の変動(長期的インフレ傾向)を考慮していない。IBMの1967年の価値を今の貨幣価値で換算すると1.3兆ドルになる。

Columbia Journalism Reviewがこの件を記事にして、Appleとその勝利をもてはやすマスコミに釘を刺した。とはいえ、Appleの業績もすばらしい。ただ残念ながら、歴史上もっとも価値ある企業、という王冠は戴けなかったのだ。

この、インフレ率というハンディの話を聞いて、Steve Jobsは何と思うだろうか。でもそれが、Appleに与える賞の正味の価値なのだ。インフレ率(貨幣価値の変動)を考慮すると、1967年の1ドルは今の6.85ドルに相当する。あの、システムとメインフレームの時代に、IBMの時価総額は1923億ドルだった。額面だけ見れば、勝者はAppleだ。でも、そんな勝利をJobsは喜ばないだろう。彼なら、会社の業績そのもので勝って、後ろにアスタリスク(注記ありの意)の付かない正味の数字で勝つことを望むだろう。

しかもAppleは、このまま行けば世界でもっとも価値ある企業になれる。2月にThe New York Timesが行った計算では、Appleの当時の時価総額が5000億ドル、そして2020年には3兆ドルを超える、となった。Timesはその記事の中で、3兆ドルは2011年のフランスやブラジルのGDPより大きい、と指摘している。

今日のマスコミは、Appleを勝者、Microsoftを敗者として扱っている。でも、実際は、そんな単純な話ではなかった。

Big Blue(ビッグブルー, IBM)が、まだ王座にいるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))