Amazon、AWSにGlacierを追加―超低価格のストレージ/バックアップ・サービス(日本でも提供)

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今日(米国時間8/21)、AWS(Amazon Web Services)に新しいサービスが登場した。Amazon Glacier〔氷河〕と名付けられたデータの保管とバック・アップのためのクラウド・ストレージ・サービスだ。セキュリティと信頼性が高いにもかかわらず極めて低価格というのがセールス・ポイントだ。

Amazonによれば、メディア企業のコンテンツ、金融情報、健康保険情報、遺伝子情報、長期的なデータベース・バックアップ、法律等の規定により保管を義務付けられている情報などアクセス頻度が少なく情報量が巨大であるようなケースがこのサービスに適しているとする。特にこの最後のケース、保管を義務付けられた情報の総量は巨大であり、保管コストを下げようと努力している各種ビジネスにとってGlacierサービスは大いに魅力的だろう。Amazonは現在社内でテープなどにデータをアーカイブしている中小のビジネスに対して利用を呼びかけている。

Amazonによれば、Glacierの料金は0.01ドル/GB/月〔訳注〕からと極めて安価であり、オンプレミスのアーカイブに比べて大幅な経費の削減が可能だ。

AWSストレージ担当副社長Alyssa Henryもクラウドストレージ全般、特にGlacierのこの利点を強調して次のようにコメントした。「Amazon Glacierはデータのバック・アップとアーカイブの必要に迫られている企業にとって画期的なソリューションとなる。その理由として、初期投資がゼロであること、データ量あたりの保管料金が極めて安いこと、必要に応じて容量を自由に増減できること、データの保管にあたってセキュリティーを始め手間のかかる作業をすべてAWSが肩代わりすることなどが挙げられる。」

Amazon GlacierはUS-East(北バージニア)、US-West(北カリフォルニア)、US-West(オレゴン)、Asia-Pacific(東京)、EU-West(Ireland)の各リージョンで提供される。

〔訳注:Glacierの東京リージョンのデータ保管料金は月間0.012ドル/GB。月間平均保管容量の5%までのレストアは無料。それを超える場合0.012ドル/GBのレストア料金が発生する。またインターネット転送料金もレストア時にのみ発生する。こちらは40TBまで0.158ドル/GBなどとなっている。インターネットを使わず直接インポート・エクスポートも可能。リンク先(日本語)に詳しい。〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+