オンラインバンクSimpleが“知らない間に貯金ができてしまう”機能Goalsを開始

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Simpleは、使いやすい銀行という、すてきなアイデアを抱えてロンチした。そう、まさにシンプルな銀行を目指すのだ。これまで同社は、ユーザが自分のお金の動きを日々追跡できるツールや、送金手数料を取らない銀行サービス分かりやすいiPhoneアプリ、見やすいデータ視覚化ツールなどを提供してその目標の実現に努めてきた。とりわけユニークなのは、ユーザの口座の現状と今後の支払い・請求項目から見て、現在の“安全な消費額”を教えてくれる機能だ。そして今回同社は、ユーザが預金目標を達成するための介助サービスGoals(goal, 目標)を開始した。

今日(米国時間8/21)のブログ記事によると、Simple(最初の名前がBankSimple)は、ユーザがいちいち意識しなくても目標金額を預金できる機能を発表した。ユーザはSimpleに、いつ頃までにいくら貯めたいかを指定する。するとSimpleは、そのユーザの“安全消費額”(上述)から毎日一定額をGoalの預金項目に移す。そのお金は物理的には依然としてユーザの口座上にあるのだが、自由に使える残高からは隔離されるのだ。

一定額を今すぐ隔離したいユーザは、その額のGoalを作ると自動的に安全消費額から引かれる。ユーザが手作業(ドラッグ&ドロップ)で安全消費額からGoalへお金を移すこともできる。またSimpleのWebサイトやiPhoneアプリから直接、Goalへの一定金額の移動を「一時休止」したり、休止していたのを「再開」することもできる。

この新サービスGoalのキモは、意識的に頑張らなくても貯金ができることだ。見かけ上、Goalのお金は安全消費額の一部ではない、という形を作ることによって、貯金の強制を無理なくやさしく行う。ユーザは、将来の大きな買い物のためのお金(iPhone 5が9月21日に発売!)を、比較的楽に確保できる。Simpleによれば、Goal機能は“アンチクレジットカード”の思想に基づいている。カードだと、手数料を取られる後払いだが、Goalは手数料も利息も取られない、そして少しずつ積み立て方式の、無理のない前払いだ。それは、予算に基づく経済生活への第一歩でもある。SimpleのIan Collinsは、ブログ記事にこう書いている:

“貯金が、容易に達成できる目標になると、これから何度も何度も貯金したくなります。期限のことなど、忘れてしまうかもしれません。そして、ある朝起きてみたら、目標の(あなたのGoalの)お金が貯まっているのです。その日はきっと、良い一日になりますね。”

そのとおり、だろうね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))