テクノロジの進歩はその国の肥満率を増やす–という調査報告書

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世界の人びとは、Angry Birdsで遊ぶぜいたくのために、健康とスタイルを犠牲にしている。最新の調査報告によると、技術進歩とウエストラインの膨張とのあいだには、強い相関関係がある。と言っているのは経済シンクタンクThe Milken Instituteだが、同社の研究調査によると、アメリカでは情報通信産業が10%成長するたびに、Spanx(スパンクス)を着用する国民が420万人増える。“その主犯は知識社会である”、と同報告書は述べている。“加工食品の摂取量の増大、‘画面時間’(screen time)(テレビ、コンピュータ、ビデオゲームなどに費やす時間)の増大、運動量の減少、そしてさらにスナック食品の消費増大がこの傾向に拍車をかけている”。

全世界的には、肥満の増加率のほうが血糖値の増加よりも高い。中国の肥満率は6年間で2.5から5.7へと倍以上に増加した。インドは1998年の0.7が2008年の1.9へとほぼ三倍増した。しかもここでは、アメリカ人選民説は通用しない。合衆国は肥満における世界のBurger King(王様)であり、同国の‘燃やすとベーコンの匂いがする蝋燭’(肥満した人)は、なんと、全人口の33.8%に達する。

肥満が健康と経済にもたらす被害は、甚大だ。毎年280万人の成人が、肥満関連の疾病で死亡している。その医療費の総額は1470億ドルにのぼり、全医療費支出の10%を占める。〔合衆国の場合〕

しかし技術進歩の影響には平均効果があり、たとえば元々痩せているフランス人はiPhonesやXboxなどから受ける影響が小さい。つまり、食事中の脂肪の量が多い場合でも、食べる絶対量が少ないからだ。

最近の15年で世界のカロリー摂取量は一日一人当たり150から250カロリー増え、合衆国では300カロリー増えている。肥満率との相関性が高いのは、情報産業の成長よりもむしろカロリー摂取量だ。カロリー制限やエクササイズ、食生活の改善などによって、情報産業への投資の増加率10%に対する肥満の増加率は、1.4%程度に抑えられる、とMilkenの報告書は言っている。

散歩のような簡単なエクササイズでも、肥満防止に効果がある。でも、散歩ぐらいで満足せずに、会社ごとCrossFit gymの会員になるのはどう? それとも家ではテレビの前のカウチに寝そべったまま、Spanx-wearを買ってばかりいる生活のほうがいいかな?

[写真クレジット: Food Network]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))