Facebookがあなたのプライバシー判断を誤らせる5つのデザイントリック

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編集部注:Avi Charkhamは、イスラエル拠点の初期段階向け付加価値ベンチャーキャピタル会社、lool venturesの製品およびデザイン責任者。同社は個人向けクラウドセキュリティーサービス、MyPermissionsのインキュベーターでもある。

あなたはFacebookで自分の個人情報をアクセスしているアプリがいくつあるかご存じだろうか。Facebookのアプリ設定をチェックすると驚くに違いない。

実はFacebookは、より多くの人たちが自分の個人情報へのアクセスをFacebookアプリ(およびその作者)に許可していることに気付かずアプリを追加するように、デザインを「改善」している。このわれわれの個人情報へのアクセスこそ、Facebookが取引する通貨であり、株価を上下させている要因のである。

Facebookが新しいアプリセンターでFacebookが、ユーザーに知らず知らずのうちに個人情報を曝させるための努力を、一段前進させたことは驚くにはあたらない。

その1:ワンボタンによるトリック

以前のデザインでFacebookは2つのボタンを使っていた。「許可する」と「許可しない」だ。それは自動的にユーザーを判断へと導いていた。新しいアプリセンターでFacebookは、1ボタンの使用を選択した。確認なし、下すべき判断もなし。ワンクリックだけで、はいおしまい。あなたの情報はアプリ開発者へと渡り、あなたはそのことに気づきもしない。

その2:小さな灰色フォントによるトリック

Facebookのデザイナーたちは、ユーザーがページ内の灰色テキストを無視するのに慣れていることを知っている。われわれは「灰色テキスト = 重要でない」と考えるよう実用的に条件づけられている。今まさに与えつつある許可の説明にグレーを選んだのはそのためだ。

その3:小さく隠された情報アイコンによるトリック

以前のデザインでFacebookは、追加するアプリにアクセスを許す「基本」情報に関する詳しい説明を表示していた。新デザインではその情報を隠蔽することにした。注意深く見ると小さな「?」アイコンがあり、そこにマウスをかざすと、そのアプリがあなたの名前、プロフィール写真、FacebookユーザーID、性別、ネットワーク、友達リスト、およびFacebook上で公開しているあらゆる情報をアクセスしようとしていることがわかる。20×10ピクセルの小さく隠された情報アイコンにしてはかなりの情報量だと思わないだろうか。

その4:アクションラインによるトリック

Facebookのデザイナーたちは、ユーザーの目が自動的に主要アクションボタンへと注がれ、この仮想的アクションライン以下を無視することを知っている。新しいアプリセンターのデザインで、許可を与えつつある情報の詳細をアクションラインより下に隠しているのはそのためだ。

その5:親しみやすい表現によるトリック

新しいアプリセンターでFacebookは、「許可」という用語を隠蔽することにした。「許可の申請」という表現や「許可する」と書かれたボタンの代わりに、Facebookはカラフルな画像が満載され「ゲームで遊ぶ」というボタンが1つだけあるページへとユーザーを送り込む。

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(翻訳:Nob Takahashi)