Apple勝訴の余波―Samsungの時価総額は120億ドル下落、Apple、Nokia、RIMの株価はアップ

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陪審員がSamsungのAppleの特許権侵害を認定したものの、実際の賠償額、販売差し止めの範囲、Samsungの将来のスマートフォン開発に与える影響がどうなるかまだ不明だ。しかし株式市場にはすでに影響が現れている。

昨日(米国時間8/26)、Samsung Electronicsの株価は7.5%下落した。時価総額から120億ドルが消えたことになる。これは単一の現象ではなく、今後Androidスマートフォン・メーカーには持続的に悪影響が及ぶことになるだろう。Samsungの株価はさらに今日も3.65%下落して時価総額は1593.8億ドルとなった。

Samsungの株価が下落した分、Appleの株価は上昇した。昨日も報じたが、Appleの株価は680ドルの新高値を記録し、 時価総額は現在6333.9億ドルとなっている。値上がりしたのはAppleばかりではなく、他の非Androidスマートフォン・メーカーの株も上がった。

ニューヨーク株式市場でのNokiaの株価は5.5%アップした。もっとも3.25ドルという株価は過去1年間での高値7.38ドルの半分以下ではある。しかしNokiaが市場の好感を持続させるには9月の新製品をヒットさせ、入門機から上位機まで有力な製品ラインアップを構築できることを証拠だてる必要があるだろう。Nokiaの時価総額は121.7億ドルだ。

面白いことに昨日はNokiaより小幅ながらRIMの株価さえアップした。1.89%アップして時価総額は36.7億ドルとなった。

落ち目のRIMにはSamsungによる買収の噂が出ていた。Samsung、RIMとも噂を完全に否定ものの、SamsungがAppleに敗訴した後では新しい可能性がありそうに思えてくる。Appleのコピーと言われないような完全に新しいデザイン、新しいOSの製品系列をゼロからスタートさせることはSamsungにとって意味があるのではないか?

Samsungほどではないが、Googleにも悪影響が及んだ。GoogleにはMotorola Mobilityなどを通じて直接Androidハードウェアの製造に関与を深めているためにAppleからの訴訟を受けやすくなっているという観測も出ている。Gootleの株価は1.4%弱ダウンして時価総額は2188.6億ドルとなった。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+