Facebook、メールアドレスと電話番号によるターゲティング広告を来週開始

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Facebookは来週、広告主が事前に集めた連絡先情報に基づいて、顧客にターゲット広告を発信する新しい機能を提供開始する。これは、企業がどこか別のところで構築した顧客リストに基づいて、自社のFacebook広告を顧客に繋ぐための方法である。

この機能を最初に報じたのはInside Facebookで、新機能が一時的に有効になったところを見た情報提供者による。Facebook広報担当者は今日の午後、これが実際のサービスであることを認め、プログラムの仕組みを詳しく説明してくれた。

繰り返すが、これにはまず企業がすでに作成してある顧客リストが必要だ。例えば、もし私が近所の書店にメールアドレスを渡していれば、セールやイベントのお知らせを受け取ることができる。企業は、こうしたメールアドレス、電話番号、ユーザーIDなどをFacebookにアップロードすることができるようになる。ただし、データはまずハッシュされるので、Facebookは情報にアクセスできない。一方、Facebookのユーザーデータも同じ方法でハッシュされるので、企業は両方のハッシュ化データを比較して、連絡先情報が広告主のアップロードしたものと一致するユーザーのリストを作ることができる。

その後、企業はそのグループに対して広告をターゲットしたり、さらにグループ内の特定の層(25~45歳の女性等)をターゲットすることもできる。一番簡単な利用例として、殆どの企業には、Facebookでファンになっていない常連客がいるので、この人たちにファンになっくれるようお願いする広告を打つことができる。広告主は特典を提供することもできる。自動車修理工場なら、ファンになってくれた顧客に無料でオイル交換するといったことだ。実店舗の商売には限らない。アプリ開発者が、最新アップデータの機能概要を説明する広告を、遅れたユーザーをターゲットに送ることもできる。

これは、広告主のターゲット方法に選択肢を加えるもので、企業が新たにユーザーデータをアクセスできるわけではない、とFacebookは言っている。

Facebookの広報担当者によると、現在この機能は限定テスト中で、ある初期の広告キャンペーンでは金融サービス会社が2週間でファン数を2倍にし、ファン一人当たりのコストはこれまでで最低だった。これは理屈にあっている。この会社が接触した人々は、おそらくFacebook的意味以外でも、すでに「ファン」なのだから。

来週から、このターゲット機能は登録広告主(Facebookからサポートを受けている)すべて対して公開される。

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(翻訳:Nob Takahashi)