間違えるロボットが子供たちの英語学習に効果的(日本の研究)

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800px-Nao_robot,_Jaume_University

子供たちは間違えるロボットからの方が効率的に学習する―日本の研究者グループが少々直感に反する結果を得た。

日本の筑波大学での研究によれば、英単語の学習過程でおもちゃのロボットにわざと間違いをさせ、子供たちが間違いを訂正するようにさせたところ、学習の効率が高まったという。学習者は人に教えることでもっとも効率的に学習するという現象は以前から広く知られているが、これもそのその一例なのだろう。

人間の指導によって学習するように見えるロボットは学習者のモチベーションを高める効果があった。「学習者の興味やモチベーションが高まるような工夫はなんであれ学習過程にとって有益だ。子供たちがロボットに教えなければならないというのはすばらしい試みだ」とジョージア工科大学の社会的知能機械(Socially Intelligent Machines)ラボのAndrea Thomazは説明する。

この研究では、シンプルな人間型ロボットが、図形を描いてみせることによって英単語を示す。被験者は4歳から8歳までの19人の子供たちで、 Naoロボットが常に正しい答えを示さず、子供たちが時折ロボットに正しい答えを教えなければならないように設定されたとき、もっとも学習の効果が上がったという。来月のロボットと人間のコミュニケーション・インタフェースに関するシンポジウムで、この研究について発表が予定されている。

〔日本版〕 『ケア・レシーバー型ロボットへの直接教示による幼児の英語動詞学習効果の検証』(田中文英、松添静子)。リンク先からPDFによるレポート全文も閲覧できる。 

[Via Digital Trends, via New Scientist]

[Image Credit: Wikimedia user PDTillman]

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+