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Googleが再びFirefoxやInternet ExplorerをたたくChromeキャンペーン–何で今さら?

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Chrome Thief

GoogleがChromeの積極的なマーケティングキャンペーンを展開している。以前にも、ほかのブラウザからユーザを盗むために使った手口だ。FirefoxInternet ExplorerでGoogle.comへ行くたびに、Chromeのインストールを求められ、“もっと速くWebを閲覧しましょう(Discover a faster way to browse the web)”というメッセージを読まされるユーザが、少なからずいるはずだ。

それは、Chromeを知らなかった人には効果があるかもしれない。でも、今迷っている人は強い口調に反感を持つかもしれない。以前のMicrosoftのブラウザのようなひどいソフトなら、人びとを強制移住させようとするGoogleの試みも、まあ許せたかもしれないが。

今度の広告を見て困惑したのはぼくだけではないようだ。Firefoxのユーザをかっさらおうとする過去のキャンペーンは、そのメッセージを削除したり、GoogleのいろんなURLに行けなくする(Firefox用の)拡張機能を繁茂させた。

Googleは広告のオプトアウトを提供しているが、それはときどきだ。インストールバーの上の”No thanks”や’x’をクリックすると、出しゃばりなメッセージは出なくなる。しかしブラウザの履歴をクリアするとまた出るようになる。あるいは、何日かするとまた出てくる。

Chromeは最近、世界でもっとも多く使われているブラウザになり、Internet Explorerを抜いたのは数か月前、Firefoxを抜いたのは昨年だ。立派なプロダクトだし、ぼく自身の‘既定のブラウザ’でもある。今さらしつこいキャンペーンをやっても、首位の座を落ちることはないだろう。

ぼくの場合は、複数のメールアカウントや複数のソーシャルサイトのアカウントを同時に開くとき、Firefoxを併用することがある。そのときはもちろん、Chromeも開いている。そんな場合、Firefox上でChromeのうるさい勧誘メッセージを見るのは、うっとおしい。

もう放っておいても、Chromeは自力で伸びていくのではないか。Googleの今さらのようなマーケティングキャンペーンは、ちょっと悲しい光景だ。もちろん競合店の前の路上で客寄せの宣伝カーから大音声を出すのは、犯罪ではない。でもGoogleがそれをやると、やけくそのようにも見える。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))