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分散ストレージCephが誰でも使えるストレージサービスDreamObjectsから提供開始

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始まりはAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)だった。そして、それは良かった。そのすぐ後にRackspace Cloud Filesが登場した。そして、それも良かった。そして今日(米国時間9/5)はDreamHostが、同社のクラウドストレージソリューションDreamObjectsを発表して、ホステッドストレージ(hosted storage, どこかでホスティングされるストレージサービス)の選択肢をまた一つ増やした。

DreamObjectsのストレージはCephを使用する。それはDreamHostの協同ファウンダSage Weilが作った分散オブジェクトストアだ。CephにはAmazon S3とOpenStack Swift互換のAPIがあり(後者はRackspaceが使っているストレージバックエンド)、そのためDreamHost/DreamObjectsは両サービスの顧客にもサービスを容易に提供できる。このようなAPIの柔軟性があるために、複数のストレージプロバイダを使うことによってリスクを分散したいと考えているユーザにとって、DreamObjectsは魅力的な選択肢だ。

DreamObjectsの土台がCephであるため、DreamHostは障害耐性に富み自己回復力のある分散ストレージを、安価なありふれたハードウェアで提供できる。DreamObjectsの利用料金は1ギガバイト当たり月額7セント、同じく転送料金も1ギガバイトにつき7セントだ。同社は明言している: “APIのリクエストは無料、そのほかの面倒な手数料もいっさい無し”、と。要するにそれは、DreamObjectsを大量データの長期保存に、懐具合を気にすることなく使って欲しい、という同社の願望の表れだ。

DreamObjectsは、Cephのもっとも大規模でパブリックな展開の例だ。Cephはまだ若い技術だから、まだ大規模展開の例は少ない。またCephの作者の会社であるDreamHostのストレージサービスが、Cephを使うのも意外ではない。しかしWeilらは、それによって、Cephが十分に成熟した実用技術であることを、世の中に対し証明したいのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))