エンジニアの競売サイト、DeveloperAuctionでQuora、Dropboxらが3000万ドルの求人

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DeveloperAuctionは、自称「初の求人のための透明なマーケットプレイス」を作り、才能を必要とするスタートアップ向けのオークションに、エンジニアたちが自分の才能を出品できるようにした。

最初のオークションは8月31日に終了し、88人のエンジニアがスタートアップ142社が参加したオークションに自らを出品した。参加スタートアップにはQuoraDropboxなどもいて、3000万ドル以上の求人を申し出た。

「われわれは、開発者が競争プロセスによって価値相応の給料を得るのを手伝っている」と共同ファウンダーのMatt Mickiewiczは語る。「エンジニアは年に何十回もスタートアップやリクルーターからアプローチされる。問題は、どのチャンスに追求する価値があるかだ。DeveloperAuctionsでは、雇われる側がまずオファーを出してから面接を受けるようにすることで、伝統的モデルを根底から覆した」

エンジニアは最高値のオファーを受ける義務はないが、スタートアップの側は個人面接の結果雇いたいとなった時は、自らの最高入札額を尊重しなければならない。

オークションはサイト全体で2週間サイクルで行われる。同社は、次回は9月中旬から月末にかけて行う予定だと言っている。

DeveloperAuctionによると、次回オークションに応募してきた開発者の中には、「有名なGitHubプロフィール」、スタンフォード大学やMITのコンピューター・サイエンス出身者、Google、Facebook、Twitter、Apple、Yelp、Squareなどの現役社員もいるという。

「われわれはDeveloperAuctionですばらしい体験をした」とVisual.lyStew Langilleは言う。「われわれはそこで2人の男性を採用した。候補者は多く、手続きもすごくスムーズだ。かつては多くのリクルーターとつきあったが、だいたいが効果がないか忙しすぎるか高価すぎた。DeveloperAuctionの人たちは仕事が早く、効果的で、料金も妥当だ。」

会社を作ったのは、99designsの共同ファウンダー、Matt Mickiewicz、CureBitAllan Grant、およびLiveOpsuSellのファウンダー、Doug Feirsteinだ。

「彼らはすばらしいエンジニアたちを集めてくれた」とReTargeter.comのファウンダー・CEO、Arjun Dev Aroraも言う。「どうやって集めたのかはよく知らないが、ここに来たエンジニアたちは非常に質が高い」

Mickiwiczによると、雇用者がサイトで自社の従業員を見つけるという問題は「ゼロ」だという。同社は雇用者をAngelListで個別に検証し、合格したスタートアップだけがエンジニアのプロフィールを閲覧できる。合格基準は、資金調達を完了している、あるいは利益を上げていることだ。彼によると、会社側はフィルターを追加して、自社従業員が見えなくなるようにすることもできる。ただし、同サイトの厳選主義のおかげで「これまで問題が起きたことはない」と付け加えた。

現在同社はベイエリアおよびボストンだけを対象にしているが、他の都市への進出にも意欲的で、ニューヨークとデンバーのスタートアップが特に関心を持っているという。

「まず開発者から始めたの論理的だったが、このモデルは需要が供給を大きく上回っている分野ならどこでも通用すると考えている」とMickiewiczは言った。「論理的に、次に取り組むべき職種はUX/UIエンジニア、Growth Hackers(ユーザー獲得専門家)、上級マーケター、および営業担当者だ」。

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(翻訳:Nob Takahashi)