Disrupt:安全なベビー用品のスタートアップを作ったジェシカ・アルバ、「ほんとに大変な仕事。情熱がなければ続かない」

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今日(米国時間9/10)からサンフランシスコで開催されているTechCrunch Disrupt 2012のスタートアップ・バトルのセッションのトップを務めたのはThe Honest Companyのファウンダーでハリウッド女優でもあるジェシカ・アルバと共同ファウンダーのBrian Leeだった。LeeはまたShoeDazzle、Teeology、LegalZoomのファウンダーでもある。

2人が共同で立ち上げたHonestは安全でエコなベビー用品、家庭用品のオンライン通販だ。この3月にHonestはGeneral Catalyst、Lightspeed Venture Partners、 Institutional Venture PartnersからシリーズAラウンドで2700万ドルの資金を調達している。現在は最近のトレンドである月極め定額制でテストを開始しているが、将来はサイトから直接購入できるようにしていく計画だ。

Honestは厳密にいえばテクノロジー系スタートアップではない。Leeは「ひとつの使命を帯びたスタートアップ」と表現した。、 ジェシカ・アルバは「スタートアップを始めるというのはほんとに、ほんとに大変」と語ったがこれが他のスタートアップと共通する点だろう。

「ほんとに大変です。夜も昼も働きづめ。休んでいる暇はありません。24時間働く情熱がなければスタートアップはやっていけません」とアルバは言う。アルバがHonestを始めたのは、自分が母親となった後、毒性が低く、安全なベビー用品を家庭に届ける必要に激しい情熱を燃やし始めたからだ(実際は出産前からこの問題に直面していた。妊娠中にアレルギーに悩まされたことがこの問題に関心を抱くきっかけだった)。アルバは2010年にこのアイディアを持ってLeeに相談に行った。当初Leeは関心を示さなかった。アルバは3年もの間、このアイディアをあちこちに売り込んだが、「女優がベビー用品の会社を始めるだって?」と笑われて相手にしてもらえなかった。しかし彼女の執念がやがて実を結ぶ日が来た。Leeの妻が第二子を妊娠するとLeeの考えが変わってきたのだ。

アルバはスタートアップのファウンダー、女優、かつママというのはどんな日常かと尋ねられてこう答えた。

一日がとても長いです。会議に出たかと思うと子供をお風呂に入れる時間までに家に戻らなければなりません。女優の仕事は調整がききますが、親であるというのはフルタイムの仕事です。その上会社を経営するのは、自分の会社の使命に強い確信を抱いていなくては不可能です。

一方、Leeはビジネスを成長させして行く方向について語った。

口コミは有効だ。ママ・ブロガーを含めてママたちは緊密なグループを作っている。しかしわれわれはベビー用品というニッチからビジネス範囲を拡大しようとしている。われわれの製品はアレルギーに悩まされていたり、その他製品に特別な要求があるユーザーにもアピールし始めている。また環境にやさしくエコな製品を求めている人たちにも喜ばれている。将来われわれはアパレルや家庭で使用する塗料のような日用品の分野にも進出したい。また消費者が製品を直接手に取れる現実の店舗をオープンしするかもしれない(実はすでに実験的なミニ店舗を運営している

ビジネスモデルを月極め定額制から通常のサイトでの製品購入へ変更する件に関して、Leeの他のスタートアップ、ShoeDazzleも同様の変更を考えているのか? アルバは、この変更は一部は技術的問題によるが、基本的には私たちのユーザーの希望をよく調べた結果だと答えた。Leeは「定額制にはメリットがあるという考えは変わっていないが、オムツや消毒薬などある種の製品は直接購入の方が便利だろう」と述べた。結局、顧客が要望が第一ということだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+