Google、iOS 6向け地図アプリを「クリスマス前にもリリース」との情報

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iOS 6へのアップデート率は24時間ですでに15%―iOS 5の際の5日で20%に比べてもハイペース

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世界中の地図を作るのがこれほど難しいとは! iOS 6にアップデートした後、地図好きなユーザーは不快な驚きを経験することになった。Appleの独自地図はプレスイベントのデモではあれほどクールに見えたのに、実物は笑うしかないようなガラクタだった(そう、私が「Googleマップが子供騙しに見える」と書いのは間違いだった)。

今のApple地図はデモで披露されたアプリのできそこないのベータ版だ。Googleと手を切ろうと焦るあまり、Appleはユーザーからの非難の洪水を招いてしまった。

デジタル地図の制作というのはおそろしく難しい企てだ。OSMやTom Tomなどのメーカーからデータを購入しただけでは満足なプロダクトにはならない。失敗がここまで歴然としているので、Apple側でさえGoogleがスタンドアロンのiOSマップ・アプリを早く作ってくれないかと期待し始めているらしい。なるほどGoogleマップはSafariブラウザで表示できるものの、アプリに比べれば使い勝手は比較にならない。GoogleのiOSマップ開発チーム、助けて! 諸君が最後の希望だ…とAppleも密かに思っているのではないか。

「Appleを苦しめてAndroidへ乗り換えさせるためにGoogleはiOS地図アプリのリリースを好きなだけ遅らせる」という悪魔的な説さえ出ていたが、私はある情報源からGoogleマップ開発チームはAppleの苦境の乗じることはせず、努力を倍加させてiOSアプリの完成を急いでいると聞いた。目標はクリスマス前のリリースだという。一方、9to5Macは「GoogleはiOS 6向けアプリをすでに完成していて、Appleの審査待ちだ」という記事を掲載している。

こうした情報が正しいなら、ずいぶん騎士道精神に溢れた振る舞いだ。 Googleは多くのユーザーは地図問題だけでAndroidに乗り換えたりはしないと冷静に判断し、アプリの早期提供によってユーザーにサービスすることにしたのではないか。われわれのDrew Olanoff記者にGoogleはこうコメントしている。

われわれはGoogleマップが世界でもっとも正確で、もっとも大量の情報を集め、もっとも使いやすい地図アプリであると信じている。われわれの目標はGoogleマップがデバイス、ブラウザ、OSによらず誰もが使えるようにすることだ。

この件に関しては現在Googleにさらに問い合わせ中だ。

とりえあずApple地図ネタをひとつ〔Twitter上のiOS 6地図のパロディー・アカウント〕。

Image via @Ryan

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+