iPhone 5を如何に評価すべきなのか?

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iPhone 5の評価などやる必要もないと思う人も多いだろう。24時間で200万のプレオーダーが、iPhone 5の成功を証明しているというわけだ。ただ、もう少し考えてみる余地はあると思うのだ。退屈なバージョンアップであるとか、Apple風イノベーションが見られないという声もあり、確かにそうした意見にも一理あるのかもしれない。

振り返ってみよう。予想される大きなリスクも顧みずに、Appleは最初のiPhoneを世に出してきた。iPodについてもそうだ。そしてAppleは見事リスクを乗り越えて、それぞれの産業マップを塗り替えるという快挙を成し遂げたのだった。そして今、iPhoneはiPodを抜き去り、Apple社にてもっとも利益をあげているデバイスに成長した。またApple社自体も公開企業の中で最も大きな価値を有する企業へと成長してきた。iPadなどは安定的な成長路線に乗っている。そのような中で多くの人びとは、Apple社をリードするスター・プロダクトに「革新」が組み込まれるのではないかと期待したわけだ。

そして大きな期待を寄せていた人の中には、実際のiPhone 5を見て、iPhone 4Sからの変更点の少なさにがっかりした人もいるようだ。スクリーンは確かに大きくなったが、全体的なデザインにもさほどの変更は見られなかった。iOS 6も「革新的」というものでもなさそうだ。地図機能については逆の意味でいろいろと言われてはいるが、ここでは取り上げないこととしよう。

このように、iPhone 5についてはネガティブな意見がないではない。しかし結局、私たちはiPhone 5は素晴らしいデバイスであるとの評価に落ち着いた。デバイス自体についても、市場で1、2を争うほどのものだと思う。さらに、やはりiPhone 5がAppleのエコシステムを牽引するものであるという点からも評価したいと思うのだ。MacBook、iPad、そしてiPhone(まあiPodでも良いだろう)を所有する生活というのは、Galaxy S IIIを所有し、Samsung ZシリーズとNexus 7タブレットを使う生活よりも、はるかに快適な環境を提供してくれるように思う。

Appleはさまざまなプロダクトを通じたエコシステムを提供するようになっていて、そしてiPhone 5がフラッグシップデバイスであるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H)