ポーカーゲームは続く―Googleのエリック・シュミット会長、「iOS 6ネーティブ地図アプリを審査に出してはいない」

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Reutersによれば、Nexus 7のお披露目のために日本を訪問中のGoogleのエリック・シュミット会長は記者団に対して「GoogleマップのアプリをAppleにまだ提出していない」と述べた。

ただしシュミットは「GoogleとAppleは毎日話し合いをしている」と付け加えた。

両社が毎日どんな話し合いをしているのかはまったく見当がつかない。ソフトウェアの話か、ハードウェアの話か、法律問題か、検索か、地図か、それとも昔の同僚と旧交を温める雑談か? シュミットの口調から推測すると、どうも彼は全然急いでいないように思える。

われわれはまだ何もしていない

われわれはAppleと長いことずっと毎日話し合いを続けている。

Googleに追加の情報やコメントを求めてもムダだろう。なにしろ発言者がシュミット会長自身だ。今日、Consumer Reportsは道案内、乗り換え案内などのアプリがiOS 6のリリース後、さまざまな困難に直面しているという記事を掲載した。

AppleがそもそもGoogleマップを追い出すという決定をしたことについてシュミットはこう述べた。

われわれのマップをそのままにしておいてくれたら良かったとは思う。しかしどうしようもないだろう? 無理やりAppleに考えを変えさせるわけにはいかない。彼らが決めたことだ。

シュミットはその後も気軽な口調でNexus 7のマップの新機能を紹介し、「見たか、Apple!」と言った。しかしすぐに「ジョークだよ」と付け加えた。

前に私が書いたとおり、これはポーカーの大勝負になりつつある。私の推測どおり、Googleはここ数ヶ月Appleに痛い目を見させようという方向に傾いているのではないか? 先週金曜、私はGoogleマップの開発チームに招かれ、活動を詳しく視察してきた。その際、チームのメンバーは皆iOS 6ネーティブのマップ・アプリについては完全なポーカーフェイスを決め込んでいた。マップ・アプリはすでに審査に出されているという報道があったが、これは間違っていたことが明らかになった。われわれのAlexia Tsotsis記者に12月までにはアプリがリリースされると告げた情報源もあったが、果たしてどうだろうか?

状況はだんだんラスベガス化している。Appleはスマートフォンにとってこれ以上ないほど重要な機能で大博打を打った。この勝負に負ければダメージは図り知れない。それに値するほどの理由があったのならよいのだが。

h/t The Next Web

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+