iPhone 5の製造原価は207〜238ドル, 利益額でのAppleの業界占有率は80%近い

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調査会社IHSが、iPhone 5の仮想的分解に続いて新たに物理的分解を行い、同社が前に作成した材料一覧表の正しさを確認するとともに、その製造コストの推計を発表した。それによるとiPhone 5の製造コストは、すべての部品仕入額と組み立てコストを含めて、207ドル(16GB)から238ドル(64GB)までだ。

ということは、Apple Storeでの小売正価に対するAppleの粗利は442ドルから611ドルまでだ。純利はこれから、販売経費、マーケティング費用などが引かれた額になる。IHSによるとハイエンド機では粗利率が上がり、一方ローエンドのiPhone 5では原価率が前の4〜4Sよりやや上がっている。

しかし、粗利率は相対的に安定していると言えるので、RAMやディスプレイやプロセッサ、カメラ、ワイヤレスチップなどの拡張〜高機能化にもかかわらず大きく変化していないことは、さすがだ。ただしAppleは今回、従来からもっとも高価な部品に属する電池、WiFi、NANDフラッシュメモリなどを、これまでの半分の価額で仕入れている。

iPhone 5にフラッシュメモリを提供しているメインのベンダの一つであるSandiskは、これまでのSamsungに代わって第一位のサプライヤーになっている。Sonyは電池とカメラモジュールを供給、Samsungはプロセッサ、Qualcommがワイヤレスのベースバンドプロセッサを供給している。

Appleは利益率でスマートフォン業界のトップだ。スマートフォンの全ベンダの合計総利益の77%をApple/iPhoneが占める、という最近の推計もある。それは、iPhone 5 vs. Samsungなどの次世代製品でも基本的に同じだろう。今回のIHSによるiPhone 5の製造原価推計が正しいなら、そう言わざるをえない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))