AppleはiPhone 5の品質管理を強化して欲しい―箱から出したらキズがついていた

次の記事

AppleのiPhone 5用新Lightningコネクターの残酷と魅力

iPhone 5 precision

今朝、Appleのマーケティングのボス、Phil Schillerは「黒のiPhone 5のボディーはすぐにキズがつく」と不満を漏らしたユーザーに対して「アルミニウムにキズがつきやすいのは自然だ」と答えたという。それはそれでけっこうだが、問題はそれよりもっと広がりが大きい。

AppleはどうやらFoxconnの工場に品質管理上の問題を抱えているようだ。予約分が出荷されるに従って「すべてのiPhoneはナノメートル単位で精密に組立てられている」というAppleの宣伝文句とは裏腹に、iPhone5の最初のロットには問題があることが明らかになってきた。なぜ私はそれを知っているのか? 実は私も先ほどその一つをつかんでしまったからだ。

1時間ほど前にUPSの配達の人がiPhoneを届けてくれた。そこで箱から取り出したところ、さっそく問題が発見された。iPhoneの下部の裏側、ガラス部品と接する部分のアルミ・ケースにキズがつき凹んでいたのだ。またアルミの背面にも小さいがはっきり分かるキズが認められた。ボリューム・スイッチの上部にも変色している部分があった。

もちろん私も途上国の工場ではこういう問題が起こりがちであることは知っている。しかし、「スマートフォンのレベルではなくもはや職人の作る時計レベルの精密さで組み立てられている」とメーカーが主張している製品でもあるのだ。なんでもiPhone5のアルミ筺体は29MPのカメラ2台で1点ずつ撮影されているのだという。その後コンピュータが画像を処理し、725の参照点と照合してiPhoneを精密に組み立てるのに役立ているそうだ。Appleはそういうカメラを製品ラインの出口にも設置して品質検査をするべきだろう。

問題のある製品をつかまされたのが私だけでないことははっきりしている。Apple自身のフォーラムには「箱から取り出したらキズがあった」という苦情でいっぱいだ。その他にもバッテリーにガタがある(下のビデオ参照)、スクリーンに異常があるなどの問題が報告されている。

われわれはFoxconn王国で何か良からぬ事態が起きたことを知っている。そうした事態が期待された水準の品質管理を困難にしているのかもしれない。

私はこれから近所のAppleストアに製品を持っていくつもりだ。ジーニアスたちはどう対応するだろう?

Image credit: carbonated.

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+