Appleサポートの回答:紫色のフレアはiPhone 5カメラの「正常な振る舞い」

次の記事

Kloutスコアを(Salesforceのように)採用活動に利用すべきなのだろうか

以前本誌は、Apple iPhone 5カメラで撮影する際、フレームの端付近に光源があると紫色のフレアがかかることが、多くのユーザーによる複数のテストに基いて報告されていることを報じた。今日(米国時間10/1)Gizmodoの読者、Matt Van Gastelが、サポート経由でAppleのエンジニアからの回答を受取り、そこには事実上、この挙動は問題になるものではないと書かれていた。Appleからのメールを以下に引用する。

弊社は、撮影の際カメラを明るい光源に向けないことを推奨する。提供された画像に見られる紫色のフレアはiPhone 5のカメラにとって正常な振る舞いであると考えられる

もちろん長年のAppleウォッチャーたちは、このアプローチをiPhoneに何かハードウェア問題があると思われる場合の対応だと認識するだろう。なぜならiPhone 4の受信問題の際、当初同社が言ったことと似ているからだ。当時の回答は「基本的に持ち方が悪い」だった。しかし今回のケースでは、実際Appleが正しいかもしれないと信じる理由がある。TechCrunchの読者でフォトグラファーのAdam Panzicaが、本誌の元の記事へのコメントにこう書いている。

他にも多くの人が指摘しているように、この種の現象はあらゆる種類のカメラで頻繁に起こる。私のCanon 7Dでもライティングに関わるこの問題に対応するためのファームウェアアップデートがあったことを覚えている。これは、写角外の光源から来た特定の波長の光がレンズ内で反射・屈折した結果だ。大きなレンズではレンズフレアに見えるかもしれないが、この薄さのレンズではおそらくいつもパープルヘイズ[紫色の霞]に見えるだろう。要するに物理法則には勝てないということだ。ハイエンドのデジタル一眼には、携帯カメラよりはるかに高度な画像プロセッサーがこの種の問題を除去するためだけに入っている。しかし、それでも時々現れることがある。特に新しいレンズでは。

残念なニュースは、Adamも指摘しているように、この問題が殆ど回避不能で少なくとも完全に除去することはできないということだ。良いニュースは、ファームウェアアップデートで対応あるいは改善できる種類の現象なので、Appleが今後のiOSで対応方法を開発する可能性があることだろう。

一方で、これは致命的というよりは厄介なバグのようなものだ。私は、わざと起こそうとした時以外、普通に写真を撮っていてこれが起きたことはない。Appleのカスタマーサポートからの回答は、この問題を多少なりとも経験している人々にとっては、必ずしも満足のいくものではないかもしれないが、これがパープルヘイズ問題に関するAppleからの最後の一言であったとしても私は驚かない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)