アニメ交流サイトのTokyo Otaku Mode、元Apple副社長のAndy Millerをアドバイザーに

次の記事

さらばAppleの音楽ソーシャルネットワーク:Pingよ、汝は何者ぞ


Tokyo Otaku Modeは、非常に特定された市場で革命を起こそうとしている。日本のアニメ、マンガ、その他のポップカルチャーにまつわるファン行動の紹介だ。現在同社の主要サービスは、人気のFacebookページだが、ウェブサイトとモバイルアプリも立ち上げる計画だ。そしてそれを推進すべく、元Appleのモバイル担当幹部、Andy Millerをアドバイザーに招いた。

現在Millerは、Leap Motionの社長兼COOである。それ以前はHighland Capital Partnersのパートナーだった。さらに彼はモバイル広告ネットワークのQuattro Wirelessを共同設立しCEOを務めた。QuattroがAppleに買収された後、MillerはAppleのiAdプログラムのモバイル広告担当VPになった。ではなぜ今アニメのスタートアップのために働くのだろうか。ここに彼がプレスリリースに載せた説明がある。

私はTOMで世界中のマンガ・アニメファンコミュニティの発展を手伝うことができて光栄に思っている。アニメ・マンガコミュニティの情熱と,コンテンツやシェアする場所に対する渇望が、TOMの爆発的成長を呼んだ。私はこのコミュニティがウェブ、スマートフォン、タブレットを通じて繋がるのを助けることを楽しみしている。

もっと個人的な繋がりもある。Tokyo Otaku Modeの共同ファウンダー、小高奈皇光氏[Nao Kodaka]によると、Millerの息子もオタクだそうだ(オタクはこの種のファンを表す日本語)。

小高が最初に連絡をくれた時、私は少々コンセプトに懐疑的だった。アニメやマンガについてあまり良く知っている方ではないが、多くのファンを知っているので、この種の関心事を交換するためのサイトに不足がないことはわかっていた。しかし、小高によると既存のサイトでソーシャルメディアをまともにやっているところはないという。

その点Tokyo Otaku Modeは、ソーシャルメディアでの存在感を持っている。同社のウェブサイトはまだアルファテスト中で、アクセスには招待が必要だ。一方で同社はすでにFacebookで盛況なコミュニティを持っている。The Otaku Mode Facebookページには、670万の「いいね!」が付けられていて、Socialbakersによると最も急成長しているエンターテイメントページの一つだ(さらに小高は、ファン基盤の99%は日本国外から来ていると言っていた)。ちなみにThe Anime News Networkはわずか5万8000しか「いいね!」されていない。

ではこのスタートアップはどうやってそんなに大きな人気を得たのだろうか。やりかたは、少なくとも今はごく単純だ:画像その他のアニメ、マンガ、コスプレに関係するコンテンツを掲載すること。ただし、小高によるとコレクションはかなり慎重に集められているので、ファンたちは高品質のコンテンツが手に入ることを知っている。Otaku Modeのコンテンツには平均約1万回の「いいね!」が付けられている。

MITメディアラボ所長の伊藤穣一氏がすでにアドバイザーを務めている。同社は500Startups他からシード資金を調達している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)