調査報告:携帯デバイス2台持ちの人は、ニュース閲覧にも2倍の時間をかけている

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ipad-news-bedPew Researchから新たな調査報告がリリースされた。報告によれば、デバイスを多く持つ人ほど、多くのニュースを消費する傾向があるのだそうだ。つまり2台のデバイスで「ニュース時間」を分割するのではない。たとえばスマートフォンとタブレットを持つ人は、1台のデバイスで読む場合の2倍の時間をニュース閲覧に費やしているようなのだ。

調査は9,513人のアメリカ人成人に対し、2012年の6月から8月にかけて行われた。よく言われていることだが、タブレット利用者はスマートフォン利用者に比べて、より詳細なニュースを読む傾向もある。そして仕事の前および仕事後の時間にタブレットを利用していることが多いのだそうだ。

まず数値データを見ておこう。タブレット所有者の数は、昨年5月の調査時に比べて2倍に増えている。アメリカ人成人の22%がタブレットを所有しているとのこと。また同居人のタブレットを日々利用していると回答した人も3%いた。さらに、現在所有していない人のうち4分の1が、半年以内に購入予定であると回答しているそうだ。

もちろんスマートフォン所有者の割合も増加している。2011年5月時点で35%だったものが、今回の調査では44%にまで増加している。

タブレット所有者及びスマートフォン所有者の60%以上が毎週それぞれのデバイスからニュースを閲覧している。35%以上の人は毎日ニュースの閲覧を行なっているのだそうだ。こうしたデバイスを使っている人の中で、ニュースを閲覧する行為はメールをチェックする行為に継いで一般的なものとなっている。

冒頭に少し記したように、ちょっと面白い発見もあった。手持ちのデバイスが増えれば、ニュースを閲覧する時間も増えるようなのだ。タブレット所有者はニュース閲覧に平均で51分を費やしている。そしてスマートフォン所有者の平均は54分だ。ところが双方を持っている人の場合、タブレットを使って64分間ニュースを読み、そしてスマートフォンを使って54分間ニュースを読むのだそうだ。

また大方の人の予想通りかもしれないが、タブレットを使った読者の方が、より長く詳細なニュースを読む傾向がある。見出しのブラウジングをしていて、69%の人が本文まで読み進めるらしい。またタブレットを利用して長い記事を読む人の78%は、1度に1本以上の記事を閲覧するそうだ。また72%の人が最初に読み始めた記事以外にも目を通すと回答している。

タブレット所有者の半分近く(43%)が、タブレットを入手してから、より多くのニュースを読むようになったと言っている。また31%の人が面白そうなニュースサイトを探して、一層多くの時間をかけてニュースを読むようになったと回答している。

このように、ニュースに対する需要は非常に大きなものがある。しかしニュースならなんでも良いわけではなく、メジャーな情報ソースからのニュースが好まれる傾向もあるようだ。長文記事にも目を通す人の60%が、特定の信頼出来るニュースソースからの記事のみを閲覧していると回答している。どこからの記事であれ面白そうであれば目を通すと回答した人は39%に過ぎない。

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(翻訳:Maeda, H)