カリフォルニア州では令状のない盗聴等がOKとなる

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カリフォルニア州知事Jerry Brownが、市民のモバイル製品の位置を調べる前に令状を要するというプライバシー法案を廃棄することによって、民主共和両党に対しあるトレンドをシグナルした。それは、権力のあらゆるレベルにおいて行われる令状のないスパイ行為が、アメリカ人の生活の主要な一部になった、というトレンドだ。今月の初めにAmerican Civil Liberties Unionが報じたところによると、盗聴はオバマ大統領の時代にそれまでの4倍になり、上院で民主党が、アメリカのインフラ(発電所など)に関するサイバーセキュリティ法を否決したために、オバマ政権は大統領命令としての部分的対策を草案中であると言われている。

任意で無認可のスパイ行為に賛成する側は、児童誘拐を遅きに失しないうちに解決するなど、犯罪捜査の効率化を根拠として挙げる。“エレクトロニクス技術は進化が急速なので、今後法の改定が頻繁に必要になるかもしれない”、Brownは書いている。“しかし私は、この条例が法執行サイド(警察など)の実動上のニーズと、プライバシーに関する個人の期待とのあいだの正しい均衡を欠くものである、と固く信ずる”。〔*: 実動上のニーズ–素早い犯人検挙、個人のプライバシー期待–多くの場合それほど深刻でない。〕

具体的には、このカリフォルニア州法SB 1434では、容疑者の所在を至近のセルフォーンタワーまで絞り込むために令状を要する。それは、容疑者の車にGPS追尾装置を秘かに装着することを裁判所が拒否したために出てきた、法執行に対するプランBの要件だ。

サイバーセキュリティが連邦レベルで失敗するなら、州レベルでも失敗する。この、プライバシー法のワンノブ(one of)にすぎないものに対して、カリフォルニア州知事は大統領の側に立ち、新たな脅威はプライバシーに関する従来とは異なる期待を要請する〔*: ==脅威を未然に防ぐためには少々のプライバシー侵犯は容認せよ〕、とした。あなたは、どう考えるか? 安全には、プライバシーを放棄するほどの価値があるのだろうか?

[出典: Wired]

[画像クレジット: flickr user kiwanja]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))