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Appleが求人広告でまったく新しいSoC設計への取り組みを匂わす

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Appleが今日(米国時間10/1)、求人広告をいくつか出したが、その中でとくに興味深いのは、iPhoneのハードウェアに関する同社の方針変更と関係ありそうな部分だ。その求人広告が求めているのは、“SoC Modelling Architect/Lead”(SoC設計/主任)で、“チップの設計を主導する経験と知識の豊富な者、数百万の顧客の手に完成製品を迅速に届けられる者”、となっている。

要するにAppleが欲しがっているのは、自社のチップ設計努力を引っ張る巨匠級名人級の人物だ。A6プロセッサの導入以来同社のチップ内製努力は本格化しているが、それを指揮するにふわわしい人間を求めている。具体的には何が目標か? それは言うまでもなく、低電力消費と高性能の両立だ。そしてそれらの管理。

最近iFixitのKyle Wiensに聞いた話では、AppleはSoCの設計を完全にカスタマイズすることによって、低電力消費と高性能の両立的な実現を目指している。今日の求人広告が強調している職責も、まさにその線に沿っている。またそれは、われわれがAppleについてすでに知っていることを確証している。すなわち、同社はソフトウェアとハードウェアの密接な連携/連動を愛しているのだ。

まず確実なのは、Appleが今のA6を継ぐ後継機(A7?)の設計主任を求めていることだ。あるいは後継機でなく、まったくゼロからのモバイルチップデザインの、完全な新規スタートかもしれない。もう一つ、夢のような話としては、それはTheNextWebのMatthew Panzarinoの説だが、AppleはIntelプロセッサの内製リプレースを企画している、という噂がある。MacのIntel離れは前から噂されているが、ソフトウェアの互換性の完全な実現は、たいへんな課題であるはずだ。それは肥大した噂にすぎないとはいえ、しかし今日の求人広告には、“モバイル”あるいは“モバイルプロセッサ”という言葉は一度も登場しない。そこに、われわれのワイルドな想像が羽ばたく余地がある。

アップデート: 情報筋によると、5月にも同様の求人広告が出た。Appleはまだ理想の人物を見つけていないのか、それともチップデザインの新しい主任を求めているのか、どちらかだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))