Facebook、一般ユーザー向けのプロモート・ポストをスタート―7ドル払えば自分の投稿を目立たせてくれる

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Facebook Promoted Posts

Facebookは去る5月にテストを始めたプロモート・ポストをアメリカにも導入した

この新機能はさまざまなな論議を呼んでいるが、要するに7ドル支払えば一般ユーザーの投稿を目立たさせてくれるれるというものだ。Facebookではガレージ・セールやパーティー、結婚式の通知やその写真など重要な投稿を目立たせるために利用されるだろうと考えている。

プロモート・ポストは現在アメリカ以外の20カ国でP友だちの数が5000人以下のユーザーに対して公開されてりう。プロモート・ポストは重要な告知を目立たせる一方、Facebookには新たな収入源となる。しかし一方で、私はこの機能がFacebookの雰囲気を変えてしまうのではないかと懸念している。今までニュースフィードでは一番おもしろい、一番人気を得た記事が目立っていた。それが金を使った記事ばかりが目立つようになってしまうのではないか? 

Facebookはこの機能をHighlightという名前で5月にニュージーランドでテストし始めた。アメリカに導入された現在でも価格はテスト中なので今後上下する可能性がある。また提供地域の経済状況にも応じて変化するらしい。

プロモート・ポストの仕組

ユーザーが記事を投稿すると、Promoteと表示されたボタンが現れる。所定の金額を支払うことに同意すると、記事の重要性ランクがアップされ、ニュースフィードのより上位に、より多くの相手に対して表示されるようになる。通常の記事は平均すると友だちの12-16%にしか表示されない。

ユーザーが投稿をプロモートすると、記事はSponsoredとマークされる。同時に(料金を支払っているのだから)これによって記事が表示された相手がどれだけ増えたかも知らされる。たとえば「プロモートの効果でこの記事は通常の3.8倍の相手に表示されました」などと示される。

Is Pay-To-Play Okay?

Facebookは次第に1対多のコミュニケーションでも重要なメディアになりつつある。われわれの普段のFacebookへの投稿は何がなんでも友だちに読んでもらいというような」ものではない。しかしときには、ニュースフィードの中でもできるだけ目立たせたいという場合がある。近々タイに移住するのでガレージ・セールを開く、などという場合にはプロモート・ポストはコストパフォーマンスの高い告知手段だろう。チャリティーのための資金集め、骨髄移植のドナー探し、などもそうだ。

しかしFacebookのソーシャル・サービスではあらかじめ設定された仕組よりもユーザーがそれをどう使うかの方がはるかに重要だ。金持ちの友だちは内容にかまわずすべての投稿をプロモートしてくるかもしれない。そうなると「大勢の興味を引く投稿が自然に上位に表示される」というニュースフィードの実力主義が歪められかねない。

もちろんこの仕組は巨額のFacebookに巨額の収入をもたらす可能性がある。1件ずつは少額であっても原価は事実上ゼロだ。つまり収入はまるまる利益になるわけだ。アメリカのユーザーが平均して年1回プロモート機能を利用するだけで1人当たり売上はほとんど倍増する

しかしFacebookはその運用によほど注意する必要がある。さもないと経済的に恵まれないユーザーを不愉快にさせ、疎外する結果になりかねない。しかし濫用を防止する仕組を作った上でなら、プロモート・ポストはユーザーにとってもメリットがあるだろう。

[原文へ]

〔日本版:料金についてはスクリーンショット中では6.30ドルと表示されているが、原文のママで7ドルとした。なお訳者の環境では設定を英語にしてもこの機能は表示されなかった。〕

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+