Optimizely

A/Bテストサービスでトップに立ったOptimizely, 累積ビジター数が10億を突破

次の記事

「初めて」を懐かしむのは歳をとった証拠、あるいはスティーブ・ジョブズが本当にもたらしたもの

optimizely-logo

Optimizelyの協同ファウンダでCEOのDan Sirokerが今日、A/Bテストサービス各社の成長カーブを比較するグラフを共有した(下図)。

まず、でっかい数字から行こう。Sirokerによると、Optimizelyは、Webページのデザインやコンテンツのユーザ評価を比較検討するA/Bテストを、誰でもできるように簡易化して提供することによって、これまで13億336万4329名のビジターを被験者にしてきた(この数字は今日(米国時間10/9)の午後だから今はもっと増えてるだろう)。これだけの被験者が参加したテストの総回数は、約10万回である(1回平均13000ビジター)。

Sirokerは、5月にOptimizelyが資金調達をしたときに、もっと具体的な話もした。そのとき彼はまず、Google Website Optimizer(下図ではGWO)を抜いた、と自慢した。そして、このまま伸びて今のマーケットリーダーであるOmnitureのTest&Targetを抜きたい、自分がトップになりたい、と言った。そして今、彼によると(彼のブログ記事によると)、Optimizelyはその目標を達成した。すなわち、BuiltWithの記事によると、OptimizelyはAlexaの上位1万サイトの1.96%に使われている、それはOmnitureとタイである。そして両者の成長率の違いから言うと、今現在ではOptimizelyが先頭走者になっているだろう(ただしBuiltWithの数字によると、総利用回数などではまだOmnitureが一位だ)。

website_optimization_platform_adoption_10k
[出典: http://trends.builtwith.com/analytics/Optimizely http://trends.builtwith.com/analytics/Omniture-Adobe-Test-and-Target http://trends.builtwith.com/analytics/Google-Website-Optimizer http://trends.builtwith.com/analytics/Visual-Website-Optimizer http://trends.builtwith.com/analytics/Monetate http://trends.builtwith.com/analytics/Optimost http://trends.builtwith.com/analytics/Maxymiser http://trends.builtwith.com/analytics/Sitespect%5D

Optimizelyの現在の顧客数は2800あまり、中にはGoDaddy、Footlocker、Electronic Arts、CareerBuilder、Gilt、New York Magazine、LexusNexus、Art of Shaving、The New Republicなどの有名どころもいる。New York MagazineやThe New Republic(最近Facebookの協同ファウンダChris Hughesが買収)のような、メジャーな既成メディアがいるところが、おもしろい。

また今回の大統領選のObamaとRomney両選挙事務所が共に、Optimizelyを使っている。Romney側のデジタルディレクターZac Moffattによると、彼は“自分の気持ちを抑えて”Optimizelyを使い始めたそうだ。彼が最初にためらったのは、Sirokerが2008年にObama陣営のアクセス分析ディレクターだったからだ。

数か月前にOptimizelyは、モバイル製品を立ち上げた。Sirokerによると、次のステップはA/Bテスト以外にも手を広げること。今開発中なのは、“アクセス者の層別分類とページデザインのそれら各層への対応や個人化対応のできる高度なツール”だ。うむ、A/Bテストとその結果の応用の、層別化、個人化、ということか。つまり、もう一律的画一的なページデザインやページコンテンツではだめで、AmazonやNetflixなどが今やっているように、サイトのパブリッシャーは、各ユーザごとに、彼/彼女に合ったユニークな体験を提供しなければならない、というわけだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))