Kickstarter、海を越える。英国拠点プロジェクトが可能に、海外配送も便利に

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Kickstarterが今日発表したところによると、同ファンディングサイトで10月31日から英国拠点のプロジェクトが可能になる。Kickstarterプロジェクトを、米国外の銀行口座で作れるようになったのはこれが初めてだ。同時に海外配送オプションも整備され、プロジェクト製作者は国外配送のために追加資金をもらうか、国内支援者のみに限定するかを明快に選べるようになった。

これは、Kickstarterが海外ユーザーベースを伸ばす助けになる(同サイトではこれまでにも米国外拠点のプロジェクトを掲載しているが、資金は当該プロジェクトのために開設された米国拠点の銀行口座経由で入っていた)。そして結果的に同サイトが他の分野で逃していたかもしれない売上を補うことにもなるだろう。例えば最近Kickstarterは、ハードウェアプロジェクトに関して新たなより厳格なルールを導入した。ユーザーは物理的なプロトタイプを用意し、製品を市場に出す際に起こりうる障壁に関する説明を掲示しなくてはならなくなった。

ガジェットは、Kickstarter全体の売上分布のなかで相当な位置を占めている。デザインは、ハードウェア製品の殆どが属しているカテゴリーで、本稿執筆時点でKickstarterで成功した全調達資金のうち、5551万ドルを集めている。これはかなり大きな割合であり、今後多少縮小するか、少なくとも他のカテゴリーに比べて成長は遅くなるだろう。もはやCADでレンダリングさえできれば次のすごいiPhoneドックを作る、とは言えなくなったのだから。

新たな海外市場は、Kickstarterがガジェット分野に関してより慎重になり、さらには撤退した場合に直面する減収を、補完する可能性を持っている。英国は第一ステップであり、他の市場も近いうちに開かれることだろう。Kickstarterはそのクラウドファンディングモデルを拡大してライバルを引き離すと同時に、焦点をアクセサリーや道具から外そうとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi)