リアル店舗と来店客をWi-Fiで繋ぐSwarm、100万ドルを調達

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Swarmは、小売店が店内の買い物客とスマートフォン経由でつながる手助けをするスタートアップだ。同社が100万ドルのシード資金を調達した。出資したのは・・・多岐にわたる投資家たちだ(詳しくは後ほど)。

共同ファウンダー・CEOのRudd Davisによると、リアル店舗では自分の店にどんな人が来ているのか明確な認識がないため、顧客一人ひとりと個人的なつながりを持つ効果的な方法がなく、AmazonなどのEコマースサイトに対するもう一つのデメリットになっているという。そこでSwarmはこうした小売店に顧客に関するデータや彼らが何をしているかを伝え、店がパーソナル化された割引や特典とともに顧客と触れ合うことを可能にする。

これを実現するために、Swarmはパートナーの店内に無料でWi-Fiを設置し、それを店内の掲示で宣伝する。客がWi-Fiに繋がると、ブラウザーが開いて専用のモバイルウェブサイトが表示される。そこでは店内のさまざまな商品を閲覧したり、クーポンや割引を発見できると共に、再来店によるロイヤリティポイントを加算することができる。

買い物客がその店のサイトにいる時だけでなく、他のページへ行った時でも、訪問先のウェブサイト、店内のどこにいるかなどその客の行動に関するデータを取得でき、それにあわせてメッセージをあつらえられる。例えば誰かが店の価格をAmazonと比較していれば、小売店はもっといい特典のクーポンをその客に提供できる。

Wi-Fiとブラウザーを使ったアプローチは、アプリをダウンロードしてもらうのと比べて、顧客にとって比較的障壁が低いことを意味している。実際Davisによると、初期テストにおいて来店客の30%がSwarmに繋ぎ、うち65%が後に再接続している。

swarm rewards

元USA Today紙(共同ファウンダーのRyan Denehyも)のデジタル担当幹部だったDavisは、サービスが滞りなく進むためにゆっくりと展開しているが、年内には1000店舗を計画していると言っている。

シードラウンドについてだが、Brian Lee(LegalZoom、ShoeDazzle、およびThe Honest Companyを設立または共同設立した)、Nasir Jones(ラッパー、Nasとしての方が知られているが12Societyを共同設立し、最近 TechCrunchにEコマースに関する記事を書いた)、VICEの共同ファウンダー、Gavin McGinnes、スニーカー販売のFightClub、および広告代理店の幹部、SaxonとSebastian Eldridge兄弟らの面々が出資している。

Swarmは過去一年を通じてシードラウンドの資金調達を行なっており、今終了したのはさらに大きいシリーズAを準備するためだとDavisは言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi)