Facebookのクーポン、「Offers」はバイラル効果で成功。利用の3/4は口コミから

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先ほどFacebookのマーケティング・渉外担当副社長、David FischerがFacebook Offersの最新データを発表した。同サービスで人気のクーポン上位100種を利用した人の3/4が、広告でターゲットされたのではなく、友達から教えられたものだった、と彼は言った。

つまり、Facebook Offerは純然たるソーシャル製品であり、単にFacebookで配布された特典としてではなく、友達同志の共有をきっかけに利用されている。これは、Offerを使った広告キャンペーンは、最初に有料でターゲットした消費者よりも、はるかに多くのユーザーに無料の口コミでバイラルに広まる、というFacebookの主張を支持するものだ。さらにこれは、Facebookページのファンを増やすために広告を打つことが良い投資である理由にもなる。なぜなら企業がOffersをファンに配れば、そのOffersがファンの友達にも広まるからだ。

Fischerは、ラスベガスで行われたダイレクトマーケティング協会のカンファレンス、DMA2012で講演を行い、会場のマーケターたちに向けて、何故Facebookと一緒に仕事をすべきかについて強く売り込んだ。例えば、Facebookの膨大なリーチを示すために、アクティブユーザー数10億人や、毎日コンテンツ25億件、「いいね!」27億回、写真3億枚が毎日共有されていることなど、以前から公表しているデータを再度提示した。

Fischerはさらに、Facebookの比較的新しいサービス(過去数カ月間にスタートしたという意味)に焦点を当てた。まず、ターゲティングを強化するサービスとして、
広告主がFacebook内で再ターゲット広告を配信できるFacebook Exchangeや、企業が持っているメールアドレス、電話番号、ユーザーIDなどを元にFacebookユーザーをターゲットできる、Facebook Custom Audiencesがある。

ターゲティングに関して言えば、つい先ほどまで私はRob Leathernと電話で話していた。彼はFacebook ExchangeとCustom Audience両方の周辺サービスを提供しているソーシャル広告会社、Optim.alのCEOだ。Leathernは、これらの2製品のおかげで、広告を通じてFacebookのファンベースを構築するサービスを広くアピールできるようになったと言っていた。これらのツールがなければ、例えば金融サービス会社がファンベースを作ろうとしても、その価値があまり明確でないために「あまりユーザーを引きつけられなかった」。しかし今は、単にロゴやメッセージが好きでやってきただけかもしれない不特定のファンだけでなく、企業と既に繋がりを持つ本物の顧客にもアピールできるようになった。

Fischerの話に戻ろう。彼は、Facebookはより良いコンバージョン率を提供できると主張する。それはFacebook Offerが、たとえ小さな企業でも、多くの消費者にアピールできるようマーケターを助けるからだ(上に挙げたOfferが共有によって広まった割合のデータはここから)。そしてFischerは、FacebookがFacebookコレクションサービスを通じて、より良い「発見」も提供していくことも話した。これは、小売業者が自分の書き込みに「欲しい」ボタンと「収集」ボタンを付けて、ユーザーがPinterest風のレイアウトで商品をシェアできるようにするものだ。

最後にFischerは、自分はダイレクトマーケターに対してFacebookの既存サービスを売りこむだけでなく、「新しいアイディをひらめかせる」ことを願っていると言った。

「この業界の成功を振り返ってみると、その大部分が絶え間ない再発明という事実に裏打ちされている」

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(翻訳:Nob Takahashi)