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世界のスマートフォン現用台数が2012Q3で10億の大台を突破

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nokia-9000i (first smartphone, Nokia Communicator)

決算報告のシーズンが始まったが、ハンドセットメーカーの中にはこの四半期(過去3か月/7-9月)で売れた台数を誇示するところもある。しかしStrategy Analyticsの大胆な分析によると、このQ3で人類は歴史の大きな節目に達した。全世界のスマートフォンの現用台数が10億を超え、10億3800万台になった、というのだ。それはスマートフォンなるものが登場してから16年目だが、この発表によると次の10億人のスマートフォンユーザがこの地球上に存在するようになるまで、あとわずか3年だそうだ。

この分析は、10億をメーカー別機種別に分類してはいない。しかしハンドセット全体では、この四半期の売上台数のトップはSamsung、二位三位がAppleとNokiaだ。しかしスマートフォンに限定すると、順位は変わってくるかもしれない。情報が得られ次第、この記事を更新しよう。

Strategy Analyticsによると、10億に達するまで16年だが、その間製品価格は急速に下落し、スマートフォンのメーカーは増え続け、次の10億はもっと早くクリアする。

この数字は、この間の業界の激変も示唆している。世界に初めて登場したスマートフォンは1996年のNokia Communicatorだが、そのころはNokia一社が世界のモバイル市場を牛耳っていた。しかし今日では、NokiaはSamsungやAppleの後塵を拝し、その差は各四半期ごとに広がっている(NokiaのQ3決算報告は明日発表されるので、具体的な数字が分かるだろう)。3年後に世界のスマートフォン台数が20億になったとき、業界地図は今とどう変わっているだろうか。

スマートフォンの成長は加速度が付いている。スマートフォン総台数7億800万台に達するまで1996から2011Q3まで15年だが、その次の3億はわずか1年で増えている。Strategy AnalyticsのシニアアナリストScott Bichenoが、そう指摘した。

Strategy Analyticsの常務取締役Neil Mawstonの推計では、スマートフォンが全世界で10億3800万台ということは、7人に一人がスマートフォンを持っていることになる。つまり、まだ、フィーチャーフォンのユーザが多いから、スマートフォンの加速度付き成長は今後もしばらく続く、ということだ。彼は書いている: “スマートフォンの普及率はまだそれほど高くない。つまり、まだ持っていない人のほうが圧倒的に多く、そこに将来の大きな成長の余地がある。今後とくに伸びるのは、中国、インド、アフリカなどの新興市場だろう。最初の10億に16年、そして次の10億は3年、すなわち2015年には到達すると予測できる”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))