MyFitnessPalがAPIの提供を開始。外部デバイスおよびサービスとの連携で3000万利用者のさらなる増加を目指す

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myfitnesspal logoフィットネスのために、エクササイズや食事を記録しておくためのサービスを提供しているMyFitnessPalがAPIの提供を開始した。これによりフィットネスデバイスや、あるいは他のサービスを利用している人も、API経由でMyFitnessPalが利用できるようになったわけだ。

APIを公開して、まずパートナーとして連携を始めたのはFitbit、Endomondo、runtastic、およびBody Mediaなどだ。いずれもスマートフォンないし独自のデバイスを通じてフィットネス管理を行うサービスを提供している。これまでは利用者がこうしたサービスとエクササイズ情報を共有しようとすればマニュアルで行うしかなかった。これからはAPI経由で自動的に情報の共有ができるようになった。他のサービスで記録した情報も、自動的にMyFitnessPalに反映されるようになったのだ。

これによりMyFitnessPalでは、どこからでもヘルスダイアリーの登録を行うことができるようになった。API連携さえ行なっていれば、どのようなデバイスからも、またどこのサービスからでも情報を更新できるようになったのだ。API経由で情報を共有することについて、パートナーサービスを説得するのが難しかったのではないかと尋ねてみた。共同ファウンダーのMike Leeは次のように回答してくれた。曰く「そうでもないですね。パートナーとなったサービスも情報共有の有効性を感じているのだと思います。また、それぞれのサービスの利用者も、きっと情報共有の仕組みを実現して欲しいと願っていたのだと思います」とのことだった。

ちなみに現在のところAPIはプライベートで、MyFitnessPal側としてはAPIの利用者を限定することができる(現状のパートナーリストをこちらのアプリケーションギャラリーに掲載している)。またMike Leeおよび共同ファウンダー(そしてまた兄弟でもある)のAlbert Leeは、これまでになかったユースケースが実現されることに驚きと喜びを感じているのだと語っている。

ios5_app_gallery

MyFitnessPalはAPIの提供開始の案内とともに、統計情報についても公開している。それによると登録利用者数はなんと3000万にも達するのだそうだ。Mike Lee曰く、これまでは利用者情報について明らかにしてこなかったが、そろそろ好調具合をリリースするのも良い考えだと感じ始めたのだとのこと。

もちろん利用者にはさまざまなタイプが存在する。「過去3年間にわたって毎日利用し続けている人もいます」とのこと。そしてしばらく使ってみてフィットネスの目的を諦めてしまった人もいるのだそうだ。Mike Lee曰く、こうした差異はすなわち多様な人に使ってもらえていることを意味するのだとのこと。「特定のタイプの人のみが利用しているというわけではありません」ということらしい。但しソーシャルネットワーク機能を利用している人の方が、フィットネス管理の目的からすると成功しているケースが多いのだとのことだ。

ところでMike Leeは多数の利用者を集めているメリットについても語っている。すなわちAPIの提供が非常に大きな魅力としてうつるだろうし、また現在でも200万もの食事データベースが構築されているように、コミュニティの力を活かしたアイデアの実現が可能となっているのだそうだ。

原文

(翻訳:Maeda, H)