調査報告:モバイルPC以外の画面サイズはますます大画面化の傾向を示す

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samsung galaxy note 2NPD DisplaySearchの調査によると、各種デバイス上における液晶等の画面サイズは拡大傾向にあるのだそうだ。但し、モバイルPC(訳注:タブレットもこの範疇に入れる)だけは、その傾向から外れているのだとのこと。2010年から2013年にかけて、モバイルフォン分野では画面サイズが38%も広くなると予測されるのだそうだ。

牽引するのはスマートフォンだが、それ以外の分野でも徐々に大画面化が進んでいる。例えばデスクトップでは5%広くなり(2010年は平均19.9インチだったが2013年平均は20.9インチになると予想される)、ポータブルメディアプレイヤー(PMP)では29%も大きくなるそうだ。PMPでもスマートフォンの分野でもAppleの占める割合は相当に大きい。そのような中、iPhoneおよびiPod touch、またiPod nanoの画面サイズを大きくしたことは統計値にかなりの影響を与えていることが考えられる。但しAndroidおよびWindows Phone 8の方も大画面化する傾向が続いており、Appleの新機種投入より以前から画面拡大の動きはあったということになる。

ところでモバイルPCの画面サイズが小さくなっているのはなぜだろう。NPDによると複数の要因が挙げられるとのこと。たとえば徐々に注目を浴びつつあるウルトラブックという方向性(本当にウルトラブック化が進むのかどうかについては異論もある)もあるし、またタブレットへのシフトが進んでいるという面もある。モバイルPC分野における画面サイズは2010年時平均で13.6インチだったものが、2013年には12.2インチになると予測されている。また、間もなくSurfaceやサードパーティー製のWindows 8 OS搭載したタブレットが市場に投入される。これらがMicrosoftの期待通りにはやるのであれば、市場には10インチデバイスが増えることとなり、画面サイズ平均はさらに小さくなることも考えられる。

タブレットはともかく、ビデオやメディアプレイヤー分野では、画面サイズはますます大きくなる傾向にあるわけだ。コンテンツプロデューサーや、高度なデジタルA/Vテクノロジーを開発している企業にとっては朗報と言えるのだろう。ただ、個人的にはスマートフォンのGalaxy Note IIのような巨大化はやめて欲しいと願っている。そうなってしまえば、大きなポケットのついたズボンに買い替えなくてはならず、それはちょっと勘弁してもらいたいのだ。

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(翻訳:Maeda, H)