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流行の家族向け「プライベート・ソーシャルネットワーク」。Grou.psも独自ホワイトレーベルにアプリケーションを用意して新規参入

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babyzillaホワイトレーベルでのソーシャルネットワークを提供しているGrou.psが、最近徐々に流行の兆しを見せている「赤ちゃん関連プライベートネットワーク」(そろそろ何かもっとわかりやすい名前を考えた方が良さそうだ)に進出することになった。iOS版およびAndroid版の双方でBabyzillaというアプリケーションをリリースしたのだ。これは家族間プライベートで写真、ビデオ、近況などを投稿・共有して、赤ちゃんの成長動向を一緒に楽しんでいくのに利用するものだ。

このアプリケーションは、もちろんGrou.psのソーシャルネットワーク機能を背景に構築されている。Grou.psはNingなどと競合しているが、2011年8月時点の20万コミュニティから、いまでは40万コミュニティをサポートするまでに成長している。また今年第3四半期には利益をあげるようになっていて、新規ビジネスの可能性も探っているところだ。たとえば6月にはLoveBucksという、オンラインパブリッシャーのための月次マネタイズプラットフォームの提供も開始している。ウェブ上でマイクロペイメントを実現しようとするもので、現在のところ200のパブリッシャーが参加しているそうだ。

このBabyzilla(良い名前だと思うがいかがだろう)も、Grou.psのサービス範囲拡大策の一環として提供を開始したものだ。単純にプライベートネットワークのためのツールを提供するだけでなく、モバイルアプリケーションも用意して、ファミリー内で情報共有を行うためのソーシャルネットワークを提供するわけだ。もちろん先にも書いたように、この分野は最近になって参入者が増えていて競合も多い。たとえばプライベートを意識しつつ、用途としては限定しないPathがある。また子供を扱うことに特化したサービスも次々に立ちあげられている。たとえばCare.comのKarooBurstSidebark23Snaps、そしてRootsyなどを記事に取り上げている(いずれも未訳)。そして参考までにお伝えしておくと、これらいずれもが夏から現在までの間にサービスの提供を開始したものばかりだ。

Grou.psのファウンダーであるEmre Sokulluによると、Babyzillaは差別化策としてプッシュおよびメールによる通知機能を実装しており、またフィーチャーフォン利用者のためにSMS通知機能も追加する予定であるとのこと。さらにリアルタイムチャット、写真の一括ダウンロード機能なども実装している。有料でコンテンツの印刷サービスも申し込むことができるそうだ。また、このBabyzillaが有料である点も、類似サービスと一線を画するところかもしれない。このサービスを利用するには年間9ドル95セントの費用がかかる(LAUNCH1000のクーポンコードを利用すると40%オフになる。費用オフになるのは今月末申し込みまで)。

「家族のこととなれば、プライバシーに気を使わない人はいないでしょう」とSokulluは言う。有料にしているのは、プライバシー対策をしっかりするためなのだそうだ。「年間会員となって頂くことで、プライバシー対策もしっかり行えるようになっています。私たちは利用者のみなさんの個人情報を子供向けサービス提供者などに売ってビジネスをしようとしているのではないのです(無料サービスの場合、形式はいろいろあれども結局は入手した情報でビジネスを行なっているところが多いのです)」とのこと。

ちなみにSokulluも、この分野に参入した他のファウンダーたちと同じような理由から事業化を思いついたようだ。すなわち、彼自身が「親」となったのだ。「Babyzillaには自分でも相当な思い入れを持っています」とSokulluは言う。「Defneという娘が先月生まれたのです。それでこうしたアプリケーションがどうしても必要だったんです。もちろん、有力そうなプライベート・ソーシャルネットワークを提供していくことは、我社としても正しい道筋であると思っています」。

Babyzillaのアプリケーション自体は無料で提供されており、iOS版およびAndroid版がある。

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(翻訳:Maeda, H)