iPhone 5の供給不足は組立工程の難しさによるもの ― Foxconn幹部のインタビュー

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iPhone-5iPhone 5の品薄状態が続いている。Appleのサイトでの申し込みに対する発送予定は3週間から4週間程度ということになっている。もちろん店頭での在庫状況も改善していない。この状況に付き、Foxconnの匿名幹部がWall Street Journalによるインタビューに応えている。品薄の原因は組立工程の難しさにあるとするものだ。

その幹部がWSJに語っているところによると、iPhone 5は「これまでにFoxconnで組み立てたデバイスの中で最も難しいものだ」とのこと。但し徐々に組立についての習熟度も高まっており、組立速度も向上してはきているとのこと。また擦り傷が生じないようにすることにも難しい対応を迫られたが、こちらも対処できているとのこと。人員も増やし、生産性は間違いなく向上しているそうだ。尚、報じられた工場でのストライキについて、確かに品質問題についての論議はあったが、それにより生産ラインが停止したというような事実はないと述べた。

ところでiPhone 5の発売開始は9月21日のことだった。以来ずっと入手困難な状態が続いている。しかし、実のところ同じような時期に発売されたiPhone 4Sの出荷待ち時間が1週間ないし3週間から、3ないし5営業日と短縮されたのも1月になってからのことだった。また2010年6月に発売が開始されたiPhone 4の場合、10月の段階でも5ないし7営業日での出荷というように、すぐに入手できるというわけのものではなかった。確かにiPhone 5は品薄なのではあろうが、異常な状況というわけではない。

但しそうは言っても、アメリカおよび海外でのiPhone 5の売り上げにとって、組立工程および供給速度が大きなネックになっていることは間違いない。10月25日にはAppleの業績報告が行われるが、そこでどのような状況であるのかがもう少し詳しくわかるだろう。出荷状況の改善が報告されるようならば、売り上げについても大いに伸びることが期待できるだろう。

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(翻訳:Maeda, H)