Google、新しい地図APIをリリース―強力な位置モニタとGPSなしでの位置決定が可能に

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今日(米国時間10/17)、Googleは自動車やモバイル・デバイス、それを利用する従業員などの位置情報をモニタするために利用できる2種類の新しいGoogleマップAPIをリリースした

新APIの発表がエンタープライズ・ブログで行われたこと、またデベロッパーに対してAPIの有料での利用を勧めていることなどから、これらの新機能は一般ユーザーを念頭においたものではないことが察せられる。同時に位置情報を利用するアプリがこのAPIによって大きな利点を加えられたことも明らかだ。

2つのAPIのうち、Tracks APIはGoogleマップ上にGPSデータを埋め込み、分析処理し、表示することができる。これによってデベロッパーは特定の企業の必要に基づいたカスタム位置情報アプリを簡単に開発できるようになった。このAPIはまたジオフェンシング〔対象が地図上である領域に入ったときに所定の動作が実行されるアプリ〕の実装を容易にする。

一方、Geolocation APIはデバイスの内蔵GPSデータを利用せずに詳しい位置情報を得ることを可能にする。このAPIは携帯電話中継塔を利用した三角法とWiFiアクセス・ポイントの情報によって位置を推測する。この種の機能はしばらく前からSkyhookのようなサードパーティーがアプリケーションとして提供している。 Googleによれば、この機能は〔GPS機能をオフにできるので〕バッテリーを長持ちさせ、またGPS電波が受信できない屋内での位置決めに有効だという。

ちなみに、Googleは現在、大企業向けにMaps Coordinateという本格的な位置情報モニタ・サービスを提供している。このサービスには上記2つのAPIを含めて数多くの強力な位置情報処理機能がバンドルされている。しかし新APIのリリースで、これらの機能がサードパーティーのアプリで利用できるようになったわけだ。Maps Coordinateには独自のAPIセットが存在する。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+