ザッカーバーグ:Facebookの始まりは「趣味」か「プロジェクト」、会社ではなかった

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今日(米国時間10/19)午前Mark Zuckerbergが、Y Combinatorの年次スタートアップスクールイベントで壇上に登り、 Y Combinator共同ファウンダーのPaul Grahamと対談した。Zuckerbergにとって今年Facebookが上場して以来二度目の、着席での壇上インタビューだった(一度目は先月のTechCrunch Disrupt)。彼は満員のスタンフォード大学記念会館で、Facebookの黎明期と彼のアントレプレナー歴について話した。

Startup Schoolが、プログラマーたちに自分で会社を起こす決心をさせるための道具と動機付けを与える目的のイベントであることを考えると、当初Facebookを今のように大きくする意図を持っていなかったという事実を、Zuckerbergが繰り返し強調していたのは興味深い。はじめは会社でも何でもなく、彼に言わせるとそれは「プロジェクト」だった。

「私がFacebookを作り始めたのは、大学で使いたかったからです・・・私たちは会社を始めることは考えていませんでした」と彼は言った。「当時、毎晩一緒にピザを食べに行く友達が一人いて、ハーバードのコンピュータ科学の問題を全部一緒に解いていました・・・そして、このFacebookのようなのを作っていることを彼に話し、これはハーバードのサービスとしてクールなんじゃないかと思ったことを覚えています」

彼はその友人に、Facebookのコンセプトには大学市場の域を超える可能性があると話していたが、自分がそれをやることになると思ったことはなかった。「いずれ、誰かがこれの世界向けバージョンを作るだろうとは考えましたが、自分たちではなく・・・Microsoft[のような既存の大きなソフトウェア会社]だろうと思っていました」

もちろん、今やFacebook自身が大きなテクノロジー会社として株式市場に上場している。Zuckerbergは、結果として生じたこの成功の大部分は、会社が比較的小さな野望と共に始まったためだと信じていることを強調した。彼はハーバードだけでスタートし、1校ずつサーバー1台ずつゆっくりと増やしていった。

「100万ユーザーに到達するまで1年かかりましたが、それを驚異的な早さだと思いました」と彼は言い、今では多くのサービスがもっとずっと早く成長していることを指摘した。「赤ん坊のころにあの時間を過ごせたことが、われわれにとって本当に役立ったと考えています」

そして今Y Combinatorは、ビジネスのアイディアが全くなくてもスタートアップ養成加速プログラムに応募することを許しているが、Zuckerbergは、「会社をスタートする」ためのコネよりも、情熱と目的が先に来る方がいいと感じていると話した。

「私がイヤというほど学んだ教訓は、会社を始めるという決断が実に難しいということです」と彼は言った。「Facebookは、私が『会社を始める』ために始めたのではありません・・・あれは主としてそれを作って、趣味として続けることで、周りのみんなを喜ばせたかっただけです。最終的には会社になりましたが・・・それでも私は、何をやりたいかを決断する前に会社を始めるという発想は理解できません」

Startup SchoolでのZuckerbergのトークについてはこちらもご覧あれ。「Zuckからスタートアップへのアドバイス: ユーザーが何を欲しがっているかに耳を傾けろ。定性的にも定量的にも

画像:via Twitterユーザー Charlie Isaacs

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(翻訳:Nob Takahashi)