Scale ComputingのHC3はデータセンターを安価な日用品にしてしまう

次の記事

新型iMac:最薄部5mmの筐体に詰め込まれた未来 ― 画面の美しさだけでも一見の価値あり

Screen Shot 2012-10-23 at 13.12.43

Scale Computingは、クラスター化したストレージを中小企業に売っている。同社はこのほど、Heron Capital Venture Fundが仕切るシリーズDのラウンドで1200万ドルを調達した。このラウンドに参加した新規の投資家はReservoir Venture Partners、既存の投資家はAllos Ventures、CID Equity Capital、Spring Mill Venture Fund、Northgate Capital、Benchmark Capital Partners、それにScale Venture Partnersだ。

Scaleによると、この新たな資金は同社のdatacenter-in-a-box〔仮訳: ワンボックスデータセンター〕*製品HC3の成長加速に使われる。HC3は、一つの筐体の中にサーバとストレージと仮想化機能を収め、スケーラビリティもある、単体の装置製品だ。新資金は今進行中の製品開発の継続にも充てられ、また今年の終わりごろを予定している新しいパートナー事業の資金にもなる。8月の終わりにロンチしたHC3は、早くもScaleの第三四半期の売上の半分を占め、その展開台数はもうすぐ100に達する。〔*: datacenter-in-a-box, ‘コンテナ型データセンター’という訳語が前からあるようですが、ちょっと意味が通じないのでは、と危惧します。〕

“これから初めて仮想化をやろうという企業は、合衆国だけでも100万社以上ある。だから、うちにとっての機会はとっても大きい”、とScale ComputingのCEO Jeff Readyは声明文の中で言っている。Scaleによれば、同社の箱入りデータセンター製品がEMCやVMwareの仮想化製品と違うのは、ユーザが今後継続的に支払うハイパーバイザのライセンス料金がないことだ。また、オープンソースの技術を利用しているから、サポートもシンプル。同社の製品を使えば、中型レベルの企業の経費と複雑性が大幅に削減される、とScaleは主張している。

Benchmark CapitalのパートナーBill Gurleyは、声明の中でこう言っている: “Scale Computingは、仮想化が今後超収束していく過程の、先頭を走っている。同社のHC3プロダクトによる仮想化は、複雑性とCPU/ストレージ費用、この両方を取り去る。ハイパーバイザが無費用の日用品化するだけでなく、それはいわば、シンプルで分かりやすいインタフェイスの中へ消え去ってしまう”。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))