新型iMac:最薄部5mmの筐体に詰め込まれた未来 ― 画面の美しさだけでも一見の価値あり

次の記事

一般社員でもビッグデータ分析を容易に利用できるHadoopラッパーPlatfora

IMG_1782Appleは本日、リニューアルしたiMacを発表した。オールインワンがさらに進化して、高性能がコンパクトにまとまったモデルとなっている。新機種について流れていた噂は正しく、最薄部分では厚さ5mmを実現している。厚みのある部分はそれなりに厚いので、プレゼンテーションを見た方も気づかなかったかもしれない。しかし近くでよく見ると新モデルの薄さはまるでシュールリアリズムのようですらある。

21.5インチおよび27インチの双方ともに軽くもなっている。引越しや、あるいはデコレーションなどの用途で、前の機種を持ち歩いたことのある人はきっと驚くに違いない。デスクトップ機の重さは大した問題じゃないという人も多いことだろう。それは確かにそうだ。しかしこの軽量化は容積を低減したことにもよるもので、つまりはデスクをより広く使えることを意味する。筆者のように机の上が自然に散らかってしまう人にとっては嬉しいことだと思うのだがいかがだろうか。

但し、スリム化というのはもちろん美的側面からする「ボーナス」のようなものだ。新iMacのコンピュータとしての魅力は、まずその画面に現れていると思う。これは実機を見て頂かないとお分かりいただけないかもしれない。Retina MacBook ProやiPhoneでも行なっているように、ディスプレイと表面ガラスの一体化を行い、これにより一層臨場感を感じる表示が可能となっている。すべてのものがより近く感じられ、まるで表示されている物体が、すぐそこにあるように感じられるのだ。グレアが低減できているのも快適だ。そして暗い光のもとでも、あるいはさまざまな角度から覗いてみても、この新iMacの画面は輝いて見える(光って画面が見にくいという意味ではなく、表示されているものがはっきり見えるという意味だ)。レティナじゃないのかとがっかりしている人もいるかもしれない。しかし実際に使ってみると、画面の綺麗さにレティナなのかどうなのかということは気にならなくなるに違いない。

また、新iMacでは、21.5インチモデルの方もThunderboltポートを2機備えているのも嬉しいところだ。これまでは27インチ版のみ2機搭載となっていた。これにより2台の外部ディスプレイを同時に使えるようになり、またThunderbolt対応のアクセサリをいろいろと使ってみることが可能になったわけだ。これにより、従来あった大きなハンディキャップがなくなり、一層使いやすくなった。

いずれのモデルにおいても、Mountain Lion上のApertureは非常になめらかに動作する。もちろんスペックを見れば不思議なことでもなんでもないと言えよう。フラッシュメモリの速度を活かしつつ、ハードディスクの大容量をも活用するFusion Driveが、たとえば個人的に所有している2011年の27インチモデル(1TBハードディスク搭載)などと比較した時に、大幅な速度向上に寄与しているのは間違いない。

オールインワンモデルを探しているのなら、ぜひともこのiMacを考慮すべきだと思う。外見以外にも多くの改良を行った素晴らしいマシンに仕上がっている。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)