ファンボーイ・ターゲティング:Facebook広告を表示するモバイル機器の種類を指定できるようになった

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どのモバイル機器を使っているかは、持ち主の購買行動をよく物語る。Facebookが広告主に、どのデバイスとモバイルOSにモバイル広告を表示させるかを選べるようにしたのはこれが理由だ。これでAndroidアプリのデベロッパーはiPhoneユーザーのために無駄な広告費を使わずにすみ、高級ブランドはiPadユーザーをターゲットできるようになった。

本誌のタレコミ人でEasyHIのマーケティング担当ディレクターのAmit Laviが、この新オプションに気づかせてくれた。Facebookは、2週間前にモバイルアプリのインストール広告を正式スタートした際、この新しいモバイル広告デバイス・OSオプションを密かに公開していたことを認めた。インストール広告では、デベロッパーが自分のアプリのAppStoreまたはGoogle PlayへのリンクをFacebookのモバイルニュースフィードに有料で表示できる。Facebookとしては、デベロッパーが自社アプリの対象デバイスを使っているユーザーに確実にリーチする方法が必要だった。

現時点では、Facebookの広告APIまたはPower Editorを使っているデベロッパーは、広くiOSまたはAndroidデバイス、あるいは個別にiPhone、iPadまたはiPodを指定してターゲットすることができる。Windows PhoneやBlackberryその他は残念でした。今のところiPhone 5などの特定機種モデルを指定する方法はないが、技術的に可能なら将来Facebookがモデル指定を提供することを期待しよう。

デバイスおよびOSのプレースメント・ターゲティングは、Facebookの「広いカテゴリー」によるデバイスターゲティングで、広告主がLGのAndroidやiPhone 5など特定の機種とモデルを使っている人々にリーチできるのと似ているところもある。しかし、それらの広告はデスクトップとモバイルの両方に表示される。プレースメント・ターゲティングでは広告主が、誰に、だけでなく何処に表示させるかも選べる。

新しいプレースメント・ターゲティング・オプションは、元々アプリのデベロッパー向けに設計されたものだが、これを活用できる企業は数多くある。iPadアクセサリーのメーカーはiPadをターゲットできる。一方ティーンエージャーを顧客とする企業なら、iPhoneのデータプランを使うにはまだ若い子供たちに人気のiPodをターゲットすることもできる。
さらには、AndroidとiOSの社会経済的格差がある。最近のForresterの調査によって、iPhoneを利用する世帯は、Android世帯と比べて平均年収が約1万6000ドル高いことがわかった。これは、Facebook広告でハイエンドまたはローエンド商品をターゲットする際に、オペレーティングシステムとデバイスの種類によって、経歴情報や興味、勤務先や学歴といったデータを補強できる可能性を意味している。

Facebookはモバイル広告会社になりたくてしかたがない。それをやるためのデータは運良く持っている。あとは今回のように、Facebookがユーザーについて知っていることを、企業が金を出す理由に変える創造的な方法を見つければよい。

[画像提供:iJustine via PhoneDoctors

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(翻訳:Nob Takahashi)