頓智ドットのtabがiPhoneアプリをアップデート — どこに居てもスポットを探せるようになる

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tab_screen今年6月にiPad版、ウェブ版、8月にはiPhone版もリリースし、月間アクティブユーザー10万人を突破した頓智ドットのtabが本日iPhone版をアップデートした。本誌でも何度か紹介しているが、tabを知らない方のために簡単に説明すると、このアプリはロケーション情報を蓄積し、雑誌のように閲覧しながら実際に店舗やスポットに足を運んでもらうためのサービスだ。

テレビを見ていたりネットサーフィンをしている時に今度行ってみようと思ったお店でも、わざわざスケジュール帳に書き入れてカフェなどに行く人は皆無だろう。すると、いつの間にかそのお店の存在を忘れてしまい、結局は足を運ばなくなってしまう。そういった機会ロスを減らすことでユーザー、店舗両方に利益があるサービスを目指しているようだ。

tabは行きたいお店やスポットをお気に入りとして登録し、それを他のユーザーと共有するCGMのサービスで例えば「子供と行きたいスポット」、「オシャレなカフェ」、「箱根旅行に行ったら寄りたいスポット」などといったテーマでお気に入りの場所を蓄積していく。それを自分で見たり、他のユーザーがまとめたものを閲覧して、実際に足を運ぶように仕向けるのだ。

しかし、今までのiPhoneアプリでは位置情報を使い、自分が今居る場所に近いスポットのみが表示されるようになっていた(渋谷に居れば渋谷周辺のスポットだけが表示される)ため、iPhoneアプリのみを使っているユーザーはこれから行きたい場所を探すことには不便であった。ようは、今居る場所の近くで面白いところは無いか探すツールだったのだ。そこで、今回のアップデートで世界中のスポットをどこに居ても見れるように改善された。現地に行かなくてもお気に入りの場所を探せるため、これから行きたい場所を用意に探せるようになったわけだ。

tab_screen2また、プッシュ通知も新たに追加され、お気に入りの場所に近づくと、通知で知らせてくれる。これによってさらに送客効果があるという。頓智ドット代表取締役社長の谷口昌仁氏によると日本のBtoC市場の中でECの割合は3パーセントなので、残り97パーセントの実店舗とユーザーを繋げたいそうだ。

ここで、技術的な話が好きな読者のためにtabが位置情報を扱う時の工夫を教えてくれたので簡単に紹介しよう。tabは位置情報を扱うのでどうしてもバッテリーが気になってしまう。けど、ここの部分ではちゃんと対策をとっているそうで、Significant-change Location ServiceというiOSの機能を使うことで、端末が接続する基地局が変わるとアプリをバックグラウンドで少しの間起動し、常時GPSを利用しているアプリに比べてバッテリーを消費しないようになっているという。

今回のアップデートではトップページのコンテンツ表示も変更され、今まではユーザーがお気に入りに登録したスポットを個別に並べていたのだが、テーマごとのまとめが表示されるようになった。これはリリース当初はコンテンツ数が少なかったため、まとめよりも個別のコンテンツを表示した方が良いと判断していたからだそうだ。なお、コンテンツ数は14万件に達したという。

今後はサービスの利用状況を見ながら、地域活性化の手段としても使ってもらえるようサービスの拡大を狙う。

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